偶然と必然、生と死。写真家・石川竜一と書家・森ナナによる展覧会「絶景の瞬間」がThe 5th Floorで開催

根津のキュレトリアル・スペースThe 5th Floorにおいて、大倉佑亮をゲストキュレーターに、アーティストに石川竜一と森ナナを迎えた展覧会「絶景の瞬間」が12月4日より開催される。

石川は〈絶景のポリフォニー〉シリーズから写真作品を、森は「瞬間」と彼女によって語られる書の作品を展示。両作家がその活動の原点/自身の表現の核として語る作品を紹介するとともに、二人の作家が持つ独自の視点の関係性を探る共同プロジェクトの第一弾となる。

キュレーターの大倉佑亮は、〈生きる〉ことにひたむきに向き合う姿勢を一貫して持ち続けるこの両者について、写真と書という出自の異なる表現方法を選びながらも、どこかつながりがあるように感じられる、と捉える。

このような地平に立ってふたりの表現を眺めてみると、石川の〈絶景〉は、「偶然=生」と翻訳され、森の〈瞬間〉は「必然=死」と翻訳しても大きな間違いではないだろう。
この二つを結びつけるのは〈一回性〉である。〈一回性〉とは、私たちの生/死の形式的在り方そのものである。
〈絶景の瞬間〉とは、生と死のあわい、まさに〈生きること〉そのものなのではないだろうか。
私たちが、彼、彼女の作品に打ちのめされるのは、一回の生を、一回の死を、物質=モノとして贈与されるからである。
(本展のステートメントより抜粋)

偶然と必然、生と死。これまで別々に展開されてきた二人の表現活動と、今回初めてその活動が交差する瞬間ー絶景の瞬間ーを共有する展覧会となる。

石川竜一
石川竜一
森ナナ
森ナナ

INFORMATION

絶景の瞬間|A Grand Moment

会期:2021年12月4日(土) – 12月20日(月)
会場:The 5th Floor(東京都台東区池之端 3-3-9 花園アレイ5F)
開場:13:00 – 20:00 ※火・水閉場
入場料:500円 ※学生無料
参加作家:石川竜一、森ナナ
キュレーター:大倉佑亮
グラフィックデザイン:塩谷啓悟
主催:The 5th Floor、HB. (HB. Collective)
協力:赤々舎、絶景社、瞬間社
トークイベント:12月5日(日)17:00〜/石川竜一、森ナナ、大倉佑亮

https://ja.the5thfloor.org/