和を想起させるストリートポップ。SHUN SUDOの個展「ARTdemic」が開催

東京とニューヨークを拠点に、壁画制作やNIKEやApple、SONYといった企業コラボレーションも行うSHUN SUDOの個展「ARTdemic」が明日12月11日（土）より天王洲TERRADA ART COMPLEX内、MU GALLERYにて開催される。

世界を放浪しながら、独学でアートを学び、和を想起させる水墨画的な繊細なタッチと、ストリートのポップなテイストを融合させた世界観が注目を集めるSHUN SUDO。4度目となる本展は、新作15点が並ぶほか作品集『2020』も販売されるようだ。

言語化できない。したくない。だから僕は、絵を描いている。
なぜ絵を描くのか？ この絵の背景は？ アートとはなにか？ 僕は絵を描きたくて描いているだけな
のに、なぜか言葉を求められる。理由なんてない。物語も背景もない。芸術をやっているという意識もな
い。メッセージはなんとなくあるような気がするけど、そのために絵を描いているわけではない。僕は、
描きたい絵を、描きたいときに、描きたいように描いているだけ。絵を描いている僕は、僕のようで僕で
はなく、僕ではないような気がするけど、やっぱり僕だ。その感覚は言語化できないし、しようとも思わ
ない。ただその瞬間がたまらなく幸福だから、僕は絵を描いている。描き続けている。
ーSHUN SUDO