「不完全性」をテーマに活動するAkhira Sanoの個展『可能性のパースペクティブ』が開催

「不完全性」をテーマとして作品を制作するアーティスト、Akhira Sanoの個展『可能性のパースペクティブ』が12月16日より高円寺FAITHで行われる。

Akhira Sanoは1992年生まれ。「不完全性」「不規則性」「不可逆性」をコンセプトに、ドローイング、グラフィック、ビデオグラフィー、楽曲制作など領域横断的に活動し、音楽方面では〈SUN ARK RECORDS〉〈Important Records〉といったUSの名門レーベルからエクスペリメンタルなアンビエント〜音響作品をリリースするなど注目を集めている。

本展では、ドローイング作品、立体作品、映像作品の展示/販売に加え、新作のインスタレーションを公開。Tシャツやトートバッグなどの関連グッズも販売される。

以下、作家によるステートメントだ。

『可能性』とは潜在的な発展性のことを指し、AIや拡張現実はまさに可能性そのものなのかもしれない。同時にそれは非常に受動的な可能性である。世界的なパンデミックで旧来の価値観が一変した現在は、それらがより顕著になってきたように感じる。
本展は可能性が与えられた不完全性を、私達側からパースペクティブ化し、捉え、共有していく試みである。
また、昨今のNFTに対し、権利を証明しない作品『可代替性トークン』というインスタレーションも発表。前回の個展で発表した『generating』と併せて、全日程で公開します。
ーAkhira Sano


INFORMATION

Akhira Sano個展『可能性のパースペクティブ』

会期:2021年12月16日(木) – 12月26日(日)
13:00 – 19:00 月曜定休/入場無料
会場:FAITH(東京都杉並区高円寺南4-2-10 伊澤ビル)
*新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、入場時のアルコール消毒・マスク着用にご協力ください