アーティスト、小畑多丘の個展「B-BOY REVENGE 2022」が馬喰町PARCELにおいて5月21日より開催される。
本展では、小畑にとっては最大の彫刻作品であり、本人にとっても重要な作品である「Takuspe B-Boy 2012」をはじめ、新旧織り交ぜた作品を展示。この「Takuspe B-Boy 2012」は山梨の中村キース・ヘリング美術館で初めて発表されて以降、2013年のシンガポールでのグループ展「Tokyo Street」、そして海外のB-BOY/ヒップホップ・シーンから注目されるきっかけともなった2014年のJonathan LeVine Gallery(NY、チェルシー)での個展においても発表された作品であり、完成から10年という節目に再度東京で展示することとなった。同作にまつわるマケット、スケッチなどの資料も同時に展示される。
ほかにも、アクリル板に描かれた作品を2点展示。近年、小畑は絵画作品も大きな注目を集めているが、そのルーツである彫刻、そして現在発表している絵画シリーズと彫刻の間に位置するとも言えるアクリル板の作品を通して、彫刻家・小畑多丘の現在地に至るまでを知ることのできる展覧会となる。
Takuspe B-Boy 2012 / 2012 / wood and acrylic paint
INFORMATION
小畑 多丘 | Taku Obata Solo Exhibition「B-BOY REVENGE 2022」
会期:2022年5月21日(土) – 6月26日(日)14:00 – 19:00
会場:PARCEL(東京都中央区日本橋馬喰町2-2-1-1F)
休廊:月、火、祝
・オープニングレセプション:5月20日(金)18:00 – 21:00