先鋭的なエキシビジョンを展開するアート複合施設「まるかビル」の1周年に際してトークイベントが開催

東京・馬喰町のアート複合施設「まるかビル」の1周年を記念したトークベントが4月2日に開催される。

まるかビルは、そば処「まるか」として長く地元に愛された築70年の建物の2・3・4階を3つのギャラリーに全面改装したもの。2019年にDDD HOTELの一角にオープンした現代美術ギャラリーPARCELの2つ目の拠点となるparcelが2階に、デジタルアートのプラットフォームを運営するNEORTによる、デジタル/NFTアートをフィジカルで体験できるNEORT++が3階、そして4階にはコンテンポラリーアートを中心に国内外のアーティストとともに有機的なムーブメントを構築・紹介するギャラリーCON_が入居している。

現代アート、デジタルアート、都市文化のオルタナティブを再考するスペースという3つの異なる特性を持つギャラリーが、相互に連携しながら1年間で25以上のプログラムを展開してきた、その1年間を振り返りつつ、それぞれ異なるテーマで行われるトークイベント。開催中の展示とともに、若く、実験的な3つのギャラリーの現在地を目撃していただきたい。

“90’s and : /or 20’s” by 太郎千恵藏 @ PARCEL & parcel(3/18-4/30開催)
“A Step Ⅱ”, 2023, ©Taro Chiezo 2023 All rights reserved

“MOMENT” by Ayumu Nagamatsu、避雷、NEORT @ NEORT++(4/1, 2開催)

“こころのこえ” by 安部悠介、RyotaDaimon @ CON_(3/4-4/2開催)

INFORMATION

まるかビル1周年イベント

日時:2023年4月2日(日)17:00 – 20:00
会場:まるかビル(東京都中央区日本橋馬喰町2-2-14まるかビル)
参加費無料

17:00 – 18:00 @ NEORT++
テーマ:アーティスト/コレクター/メディア/ギャラリストによるNFTと ARTシーンの振り返り
登壇者:A-Mashiro、Pochita、MASSAGE MAGAZINE、NIINOMI

17:30 – 18:15 @ CON_
テーマ:小さな実践から大きな文化へー表現活動を有機的なムーブメントとして捉え直すこと
登壇者:Hisatomo Kato、Keiichi Toyama、GILLOCHINDOX☆GILLOCHINDAE、ほか

18:30 – 19:30 @ parcel
テーマ:変化しつづける“場”。意義と意味を問い直す
登壇者:Saki Kanaya(parcel)、Hisatomo Kato(CON_)、NIINOMI(NEORT)、ほか

同日開催プログラム
17:00 – @ PARCEL(東京都中央区日本橋馬喰町2-2-1 DDD HOTEL 1F)
テーマ:シュールリアリズムと太郎千恵藏の絵画」
登壇者:太郎千恵藏、大谷省吾(美術史家、東京国立近代美術館副館長)