スペイン、メキシコなどのグラフィティーアーティストによる展示がAAで開催。J.DEMSKYとSMITHEによるミューラルも発表される

噂のスポット、日本橋兜町の複合施設Keshikiの地下空間に広がるAAにおいて、スペインとメキシコを中心としたグラフィティーアーティストのグループショー「TELETRANSPORTATION 2 TOKYO」が5月5日より開催される。

本展は、日本にもゆかりのあるスペインのアーティストJ.DEMSKYと、メキシコシティを中心に世界中で活躍するSMITHEの2人によるプロジェクト。13点のエディションプリント作品と7点の立体作品、そして来日するJ.DEMSKYとSMITHEによるミューラルが発表される。

AAの空間には一見関連性のないビジュアルが陳列されているように見えますが、それらからは共通して、かつて存在していた海外から見た東京や日本に対するイメージを感じることができます。
彼らは永井豪のマジンガーZやデビルマンのキャラクターデザインや色彩。パルコのロゴを手がけたことで有名な彫刻家でデザイナー五十嵐威暢のレタリングや立体作品。寺田克也の細密なイラストレーション。松本大洋や大友克洋の漫画で描かれる都市のデザイン。もちろんセーラームンやドランゴンボールなど様々な日本のサブカルチャーから影響受けてきました。
現在、20年以上の時間を経て熟成した技術やその頃に染み付いた美的感覚がそれぞれの確固たる独自のスタイルで表現されています。

と、展示資料にはあるが、まずもって観てみないことにははじまらない。スペインやメキシコといった、他の国・地域から見た東京や日本とは。普段、暮らしていると気づかなくなってしまっている部分が炙り出されていそうで、でもだからこそ、リアルに直視したい。J.DEMSKYとSMITHEも交えてのオープニングは、ちょうどゴールデンウィーク真っ只中の5月5日（金）19:00より！