ギャラリーVOILLDが五反田に移転オープン。こけら落とし展は西雄大の個展「交差する輪郭」

中目黒のアートギャラリーVOILLDが、五反田に移転。新たにオープンするスペースにおいて西雄大による新作個展「交差する輪郭」が6月17日より開催される。

西は愛知県出身、現在は東京を拠点に活動しているペインター。その作品は、削ぎ落とされた力強い線、選び抜かれた配色、既視感のあるモチーフが変容し、独自のフォルムになったものによって構成されている。一見するとコミカルでシンプルに見える作品群は、緻密な構図と筆使いで描かれており、現代においての物質に対する価値観や、複雑に入り組んだコミュニケーションの形、多様化する個性の在り方への皮肉などが巧妙に隠されている。

本展では、平面でしか存在しない輪郭線(アウトライン)を、交差させることで協和的なイメージが生まれることに興味を抱き制作されたシリーズより、新作10点が発表される。

INFORMATION

西雄大「交差する輪郭」
Yudai Nishi “Intersecting outlines”

会期:2023年6月17日(土) – 7月9日(日)
会場:VOILLD(東京都品川区東五反田3-17-4 1F)
12:00 – 18:00 / 休:月、火

https://www.voilld.com/post/719057143505076224/yudainishi2023