グラフィティで培ったマテリアルの知識や経験を生かした作品制作を行う福岡出身・在住のアーティスト、nykeの個展『ALL ROUNDER』が、11月15日より八丁堀CENTER/EDOにおいて開催される。
nykeは2004年頃よりグラフィティを始め、2018年からアーティストとして活動を開始。スプレー表現をはじめ、コラージュ、ペイント、シルクスクリーン、ドローイングなど多彩な手法を作品に取り入れている。
本展ではミラーシリーズ約20点をはじめ、コラージュ作品、ポートレート作品、キャラクターをモチーフとしたシリーズといった新作群を発表。また、オリジナルスウェットにnykeが1枚ずつドローイングを施したアートピースが限定20枚で発売される。こちらに関しては、「カジュアルに作品を楽しんでもらうためでもあり、それを着た人が街を歩くという当たり前の行為が、グラフィティカルチャーにおける“トレイン”のようでもある(註:ボムされた電車が動くことでそこに描かれたグラフィティもまた移動するように、服を着ることでアートが移動する)」という試みとなるようだ。
「感情」それ自体は目に見えないけれど、制作を通して可視化し、作品として発表する。
これを繰り返して生活していくことが、自分にとって次のVISIONへのヒントだと思います。
ーnyke
INFORMATION
nyke solo exhibition
『ALL ROUNDER』
会期:2023年11月15日(水) – 11月23日(木・祝)
13:00 – 19:00 / 休廊:日曜 / 入場無料
会場:CENTER/EDO(東京都中央区八丁堀2-21-12)
*オープニングレセプション:11月15日(水)18:00 – 21:00