本メディアでもお馴染み、日本のアートシーンにおける代表的な若手作家のひとりであるオートモアイの個展「ボリビアから来たトルコの石」が渋谷PARCO 4FのPARCO MUSEUM TOKYOにおいて12月29日より開催される。
作家にとって1年ぶりの個展となる本展では、200点を超える描き下ろし作品を展開。なかでも油彩作品においては、記憶に沈澱していた風景の断片が描かれているという。「夢とも現実ともつかない曖昧な記憶と、その上に立つ蜃気楼のように不安定な現実世界。オートモアイは絵を描くことで、自分自身が感じるその感覚を表現してきた」(プレスリリースより引用)とあるが、曖昧であるがゆえに、それらの絵画を観る人の記憶とも重なり、交わっていくこととなる。その混淆には、ある種の中毒性に似た心地がある。
展示に合わせて作品集『Turquoise from Bolivia』が発売されるのをはじめ、オリジナルグッズも販売される。
INFORMATION
オートモアイ「ボリビアから来たトルコの石」
会期:2023年12月29日(金) – 2024年1月21日(日) ※2024年1月1日は休館
会場:PARCO MUSEUM TOKYO(東京都渋谷区宇田川町15-1渋谷PARCO 4F)
営業時間:11:00 – 21:00 ※入場は閉場時間の30分前まで ※12月31日は18:00閉場
入場料:700円(税込) ※学生証の提示で入場無料 ※入場特典タトゥーシール付(有料入場の方のみ) ※12月29日は事前予約制
https://art.parco.jp/museumtokyo/detail/?id=1365
作品集『Turquoise from Bolivia』
販売価格:4,400円(税込)
出版:焚書社 / 体裁:148×217mm、256頁
ISBN:978-4-9911745-2-0