ライアン・マッギンレーの“表現の原点”を日本初公開。個展「MY NY」が開催

ライアン・マッギンレーの個展「MY NY」が、小山登美夫ギャラリーで4月6日から開催される。日本での個展は2年ぶりとなる。
本展では、2017年にアメリカのデンバー現代美術館で行われた個展「The Kids Were All Right」の出展作から約10点が展示。これらの作品は1998年〜2003年に、マッギンレーがニューヨークのダウンタウンで友人やアーティスト仲間を撮影した伝説の作品集「The Kids Are All Right」に掲載されたもの。さらに、デンバー現代美術館で初めて公開されたポラロイド作品や制作初期に使用していたカメラ、当時制作したZINEなどもあわせて展示される。

Ryan McGinley　The Kiss　2000/2016　C-print　152.0 x 102.0 cm　edition of 3
© Ryan McGinley, Courtesy of Team Gallery, New York / Tomio Koyama Gallery, Tokyo

Ryan McGinley　Dash (Soho Silhouette)　2000/2016　C-print　76.0 x 114.0 cm　edition of 3
© Ryan McGinley, Courtesy of Team Gallery, New York / Tomio Koyama Gallery, Tokyo

Ryan McGinley　Self Portrait Bathroom　2000/2016　C-print　41.0 x 61.0 cm　 edition of 3
© Ryan McGinley, Courtesy of Team Gallery, New York / Tomio Koyama Gallery, Tokyo

「彼の表現の原点」が作品として日本で初めて公開され、マッギンレーの世界観がごく初期から成立していたことを確認できる、貴重な機会だ。

Ryan McGinley　Red Mirror　1999/2016　C-print　114.0 x 76.0 cm　edition of 3
© Ryan McGinley, Courtesy of Team Gallery, New York / Tomio Koyama Gallery, Tokyo