ART 2018.05.08

東京に続き京都にて開催!河野未彩の個展「not colored yet」巡回展決定

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

前回、東京のCALM&PUNK Galleryにて開催した河野未彩の個展「not colored yet」。
河野未彩が自身の名を題した初個展「not colored yet」を開催
大好評につき、京都巡回展の開催が決定した。

潜在的イメージから色彩的快楽へ。これまで数々のグラフィック~映像作品を手がけてきた河野未彩の初の個展となる「not colored yet」(=未彩)では、創作のコアに立ち返った作品が並ぶ。会期中は、Y gionのコンセプトである「食」「音」「アート」に関するイベントを多数開催予定。

東京展が大好評だった本展示の京都開催。ぜひこのチャンスを見逃さないように。

AとBがいて、そこにCがくる。
AとBの距離が近づいたり離れたり、意外にもAとC、BとCの距離が近づいたり。
「その三角関係の緊張感が、ラブコメの基本構造です」
漫画家・楳図かずおにそう伝えた担当編集者の元には、少年と、少女と、機械(!)による三角関係『わたしは真悟』という、ラブコメを超越した愛の物語が届いた。
この(!)こそが創造だ。

「作家とデザイナー、つくるという本質は変わらない」
アート、商業デザイン、こちらが引いたそんな境界線を河野未彩は跨ぐ。
掘って(瞑想)、掘って(洞窟)、掘った(ヒプノセラピー)先に出てくる潜在的な作家としての自分Aと、
時代の潮流の中でその商品の位置を可視化していくデザイナーとしての自分B。
AとBを俯瞰し、Cを招いて、イコライズして、アウトプットする
河野作品には、我々から透かし見える過程からは産まれない、C(!)の部分がある。

ではCとは何か?
たとえば彼女ならそれを「宇宙」と言うかもしれない。
自分と、自分と、宇宙との三角関係!
そんな先の読めない物語を追わずにいられようか。
『not colored yet』(=未彩)は、そんな河野作品を表現するとても的確な言葉だ。
きっとそこには、立ち会った人にとって新しい(!)がある(!)

待永倫 (編集者)

INFORMATION

河野未彩個展「not colored yet」京都巡回展

2018.5.20(sun) – 6.4 (mon) 15:00-24:00
火曜休廊

Y gion
605-0086 京都府京都市東山区弁財天町19
http://www.ygion.com/

料金 : 無料( 5/20、5/26、5/27 [18:00~]は、イベントのため有料)
協賛 : セントラルプロフィックス

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