映画、CF、MVを中心に、演出家・映像作家・撮影監督として多くの映像作品を手がけ、さらに写真家としても活躍中の柿本ケンサク。
今、最もアグレッシブに活動中の柿本が、この度都内4ケ所のビルボードを占拠し、写真作品を公開する。ジャック期間は、11月15日(木)から12月14日(金)まで。
2020年東京五輪に向けて、新しい街づくりが進んでいる。
たくさんの工事現場、延々と続く白い壁、あるのは大きな騒音だけ。不景気の折から広告の入ってない巨大な空き看板も目立つ。2020年に向けて世界中が東京に注目しているというのに、東京のあちこちが、無機質で無表情で無愛想。もっと楽しく、美しい景観にできないだろうか、という問いかけから空き広告の目立つビルボードにアート作品を飾ってみることにした。
規制が多くて海外のミューラルアートのように自由に行かないが、黙々と不愛想な街並みを彩ることで、どういう化学反応が起きるのかを見てみたい。
-柿本
©Kensaku Kakimoto
ビルボードがどのような表情で彩られるのか、またどのように街の一部としての反応を起こすのか。ぜひ柿本の映す世界観を、この目で確かめに東京へ繰り出したい。
INFORMATION
映像作家 柿本ケンサクによるビルボードジャック プロジェクト
2018年11月15日から〜12月14日まで
掲出場所 : 渋谷四丁目、六本木五島ビル、映画美学校横(渋谷)、表参道パティオ
主催 : ON THE HILL info@galleryonthehill.com