EXCEL初来日ツアーを記念したアート展”EXCEL Visual Archive Supported by RVCA”が14日より開催

どちらかという80’s／90’sのハードコアは東海岸のバンドをよく聴いていたんだ。という私にとって西海岸発のバンドでファッション・カルチャー含め、とにかくトータルでこれだけは好き! と主張することに意味があると思っているパンク、ハードコアバンドが2つあって、その1つがEXCELであります。もちろんTシャツも持っているし「今日はそういう日でしょ」というライブやエキシビジョンに行くときには、ボロボロだけど着ていく。スリーブまでバンドロゴがプリントされたボロボロのロンTなんだが。そして、そのロンTキッカケの会話を楽しんだりする。ちなみに、持っているTシャツはFUCTとのコラボ。あと半袖はBOUNTY HUNTERとのコラボ作。約20年前にDOG TOWNのコーチJKTとEXCELのバンTを合わせて着て歩いたら、ちょっと怖いお兄さんに囲まれたりしたのも良き思い出デス。
前述の「今日はそういう日でしょ」というのは、主にスケートや、西海岸発のアーティストの展示を観に行くときが多い。つまり、それだけU.S.西海岸のカルチャー色が強い存在なのだ、ということが言いたい。

EXECELは80’s／90’sのヴェニスシーンを代表するだけでなく、その後のグラフィティ、スケート、サーフ、パンクシーンなどあらゆるストリートカルチャーに影響を与えたバンドであり、THIS IS レジェンドだ。結成は1983年、1stアルバム『Split Image』を1987年にリリースしており、このマスターピースは2014年にリマスター盤が出ている。この作品はSpotifyでも聴けるので検索してみると良いかも。

EXCELは今回、初来日ツアー（初とは知らなかった……）を行うわけだが、それを記念したアート展”EXCEL Visual Archive”が開催される。ここでは、当時のフライヤーやオリジナルアートなどの展示を中心に、後に世界のシーンに影響を及ぼすことになる、ストリートカルチャーのグラウンドゼロともなるクリエーションを体験できる。

展示物以外にも限定ZINE、 T-Shirtの販売も予定しており、オープン当日の12月14日（金）18:30から21:00にて開催されるオープニングレセプションにはバンドのベーシストでもありアーティストでもあるショーン・ロスと大野俊也氏(FLJ)がDJとして来場する。さらに”BINTANG BEER” と、湘南をベースに新感覚のオリジナルフライドチキンを提供する ”ROCKET CHICKEN” によるロケットチキンが振舞われるのだとか。チキンにビア、完璧ではないか。

限定T-Shirt ¥5200+TAX

また、日本人アーティスト4人によるEXCELへの描き下ろしトリビュートアート作品も展示（限定アートジンの発売も予定）。それに参加しているのが下記の面々であって、これがまた、最高の4人なのだ。
USUGROW Instagram : @usugrow
HIROTTON Instagram : @hirotton
Toshikazu Nozaka Instagram : @toshikazu1
Los Mochis Instagram : @tacoride

さて、EXCELの来日ツアーは12月21日（金）大阪 SOCORE FACTORY からスタートして全国5公演。ライブはもちろんだが、今、EXCEL初体験の人にカッコよさを伝えるためには、このアート展が重要だと個人的に考える。現代においてはインスパイア源にされることも多いアートワークもある。見ればわかる、そのカッコよさ。RVCA SHIBUYA GALLERYで1月6日まで開催されているので観に行って欲しい。

以下、RVCA Los Angeles にて2013年に開催された15年ぶりとなるEXCELによるステージの様子。








Photograph – Keegan Gibbs