熱狂に次ぐ熱狂を生み出すバンド、GOMA&The Jungle Rhythm Sectionや、深い瞑想世界へと誘うアコースティックセット。そして点と点と隙間、その先に広がる無我へと引き込まれる点描画の世界。日本におけるディジュリドゥ奏者のオリジネーターであり、画家としても活動するGOMAが、2018年の活動20周年イヤーに向けて動きを活発化させている。

まずは、これまでで最大規模となる個展「GOMA 個展～再生～」を、12月13 日（水）～12月26 日（火）に新宿髙島屋10 階 美術画廊において開催することが決定。
2009年に遭った追突事故によって高次脳機能障害を発症して以降、突如として描きはじめた点描画の世界。今では音楽活動と平行して画家としても多彩な表現を続けている。本展では、今春にインドネシア・バリ島で描いた2m×2mに及ぶ大作「花」をはじめ、自身の代表作となる「ひかり」シリーズを展示。また、個展タイトルにもなっている「再生」をテーマに、手塚治虫の「火の鳥」の世界を描いたコラボレート作品も初公開する。

この個展を皮切りに、活動20周年に向けてさまざまな企画が進行中のようだ。2018年1月からは、ライブ、絵画展示、講演会、ワークショップ、映画『フラッシュバックメモリーズ』3D上映（前述の「ひかり」シリーズが何をモチーフにしているかも描かれている）など、さまざまな形で全国47 都道府県を網羅するツアーを敢行予定。1月27日（金）東京WWW、2 月4 日（日）大阪NOON+CAFEにおいて、キックオフパーティーの開催が決定している。

さらには来春には自身のバンド、GOMA&The Jungle Rhythm Sectionの9 年振りとなる新作リリースも予定。未来を真っすぐに見据えるその視線・表現から、ますます目が離せない。