蝋によって立体と平面の境界を交差する中瀬萌の個展が開催

アーティスト、中瀬萌の展覧会「WHEN I FILL」がQUIET NOISEで2月16日まで開催中だ。

中瀬は1993年、神奈川県生まれ。蜜蝋と樹脂を用いた、美術史上最古の絵画技法の一つでもある「encaustic」を独学で研究。画面上で熱を加えながら蝋を固めせ、偶発性を伴った立体と平面との境界を交差する作品を制作している。何層もの蝋のレイヤーを、時間を遡るように溶かし合わせた作品たちは、奥行きの中にまるで別次元の空間があるような広がりをみせる。同展で展示される作品は、全作新作となる。
また、同展キュレーターが運営するカフェ、CANDLE CAFE & Laboratory△llでもサテライト展示が開催されている。

INFORMATION

Moe Nakase EXHIBITION “WHEN I FILL.”

会期 : 2020年1月25日(土) – 2月16日(日)
※土日祝のみ営業、平日はアポイント制(info@quietnoise.jp)
会場 : QUIET NOISE arts and break(東京都世田谷区代沢2-45-2 1F)

〈同時開催〉
会期 : 2020年1月25日(土) – 2月16日(日) 11:00 – 翌5:00(日・月・祝は18:00-翌5:00)
会場:CANDLE CAFE & Laboratry △ll (東京都世田谷区北沢2-37-3-2A (二階右奥) )
※飲食店のため1ドリンクオーダー制