1979年のマージ-サイドを舞台に破滅的な若者たちと、日本ではほとんど紹介されることの無かった英国フットボール発祥の文化「Football Casual 」の黎明期を描いた映画『アウェイデイズ』が、完成から11年の歳月を経て10月16日(金)より新宿シネマカリテほかにて日本初公開が決定した。
本映画は、ケヴィン・サンプソンが1998年に出版した同名小説を基に、ポストパンク時代の研ぎ澄まされていたエナジーを記録した真実の物語。Joy Division、The Cure、Magazine、Echo & The Bunnymen、Ultravoxの音楽をバックに、若者たちが自らの拠りどころを探し、もがき苦しむ様をリアルに映像化している。
本国では公開当時『さらば青春の光』(1979年)『トレインスポッティング』(1996年)『コントロール』(2007年)『スタンド・バイ・ミー』(1986年)等の映画を例えに、さらにこれら全ての要素を詰め込んだ『ライ麦畑でつかまえて』(1951年)のジャックナイフ版であるとも紹介された重要作。
英国青春映画の傑作を是非お見逃しなく。
INFORMATION
『アウェイデイズ』
プロデューサー:デヴィッド・A ・ヒューズ
監督:パット・ホールデン
脚本:ケヴィン・サンプソン(原作「AWAYDAYS 」ケヴィン・サンプソン著)
出演:ニッキー・ベル、リアム・ボイル、スティーブン・グレアム、イアン・プレストン・デイビーズ、ホリデイ・グレインジャー、サシャ・パーキンソン、オリヴァー・リー、ショーン・ワード、マイケル・ライアン、リー・バトル、レベッカ・アトキンソン、ダニエレ・マローン、デヴィッド・バーロウ、アンソニー・ボロウズ 他
原題:AWAYDAYS 2009 年|イギリス| 105 分|カラー|ビスタ|5.1 ch|DCP|映倫審査前
©Copyright RED UNION FILMS 2008
本国公開 2009年5月22日|日本語字幕:額賀深雪|日本語字幕監修:イノベヒロキ/ LRF
宣伝:VALERIA |配給 SPACE SHOWER FILMS
公開情報:10/16(金)より新宿シネマカリテほかにてロードショー
以降、全国順次公開