小林千秋がグラフィカルに表現する「揺れ」。VOILLDで新作個展が開催

イラストレーター/グラフィックデザイナーの小林千秋の新作個展「Tuning(チューニング)」がVOILLDで8月14日から開催される。

1996年福島県生まれの小林千秋は、武蔵野美術大学を卒業後、グラフィックデザイナー、イラストレーターとして活動しながら、アーティストとしても作品の制作を行うなど、多彩な表現を用いて活躍の場を広げている。

「音」の狂いを調える行為である「Tuning」と題された同展では、依然混沌としている世の中の生活の在り方への疑問や不安に迫った作品群を制作。行動が制限され自由が許されない期間を強いられる中で、いかに健康的な思考でいられるかに直面したときに、さまざまな歪みや狂いを整えるため、そしてダメージを吸収し平常を保つために必要な「揺れ」という行為や現象に着目し、線として描くことを試みている。

会場では、新作のドローイング作品、約20点を発表。また、VOILLDと小林千秋とのコラボレーションによるオリジナルのTシャツ、トートバッグなどの新作アイテムも販売予定となっている。

INFORMATION

小林千秋「チューニング」

会期:2020年8月14日(金) – 8月30日(日)12:00 – 19:00
会場:VOILD(東京都目黒区青葉台3-18-10 カーサ青葉台1F)
休廊:月、火 / 入場無料