ナラティブなモノクロ世界。TIDEによる個展がGALLERY COMMONで

東京を拠点に活動するアーティストTIDEによるソロエキシビション「DEBUT」が10月2日より開催される。

2009年よりアーティスト活動を開始し、これまで意欲的に自身のモノクロ世界の可能性を追求してきたTIDE。
“Childhood（子供時代）”という主題のもと、2次元の“生きもの”と3次元の“もの”で構成される彼のモノクロな世界観は一見シンプルながら、多様な層を用いた繊細かつ大胆なペイントテクニックにより構成されている。

タイトルの通り、IDETATSUHIRO名義からTIDEに一新後、初となる本展。今回のために制作された最大150号サイズを含めた全て新作のキャンバス作品群が並ぶほか、初のセラミックマルチプル作品の販売も行われるようだ。

ネコをモチーフとしたキャラクターを最前面に、ワンストロークで描かれる美しいアウトラインやスプレーを用いた不安定かつ幻想的な景色にも注目いただきたい。