「宇宙は3つあるのではないか?」。有賀慎吾の個展がHARUKAITO by islandにて開催

アーティスト、有賀慎吾の個展『⁂ (Triple Eyed Perspective)』が原宿HARUKAITO by islandにおいて11月7日から開催される。

本展のメインビジュアルになっているドローイングに描かれた二つの円が重なった形「ヴェシカパイシス」は、初期キリスト教のマークであり、仏像の光背にも近い形。過去のさまざまな宗教をみていくと、キリスト教、ユダヤ教から日本の家紋まで、対称性のあるもの、三つ巴のものが多いと有賀は気づいたという。

「この宇宙はどんな形をしているのか? はじめの宇宙の形とは何なのか? このまま宇宙は収縮するのかインフレーションをおこるのか?」といったことを思索するなかで、「宇宙は1つではなく常に3つあるのではないか?」という仮定にたどり着いたと有賀は話す。

そういった哲学的、宗教的、科学的な問いを投げかける展覧会となる。

INFORMATION

有賀慎吾『⁂ (Triple Eyed Perspective)』

会期:2020年11月7日(土) – 11月28日(土)13:00 – 19:00
会場:HARUKAITO by island(東京都渋谷区神宮前6-12-9 BLOCK HOUSE 2F)
休廊:月、火、水