写真家・岩本幸一郎による写真展「Self harm」が開催。naomi paris tokyoによる音源が展示会場を彩る

ファッションを中心に、雑誌や広告で活躍する写真家・岩本幸一郎による2年ぶりとなる新作写真展「Self harm」が、代官山のALにて開催される。

作家の内面にこそある唯一無二の“美しさ”と向き合った前展の「isolation」に続く、彼の、過去の追憶をモチーフとした写真表現は、自身の深部に眠っていた記憶や経験、感情の機微との再会という一貫したアプローチとしてリンクしている。

今作「Self harm」では、当時の景色を写したフィルムのシートに傷をつけることで、彼自身の過去の、ある地点における心情をまざまざと表現した作品群が展示される。

会場の音楽は、jan and naomiのnaomiによるソロ名義、naomi paris tokyoが担当。本展に合わせて制作された新作の音源で、展示会場を彩る。

会期中には感染症対策を万全に行い、オープニングレセプションや、展示空間およびオンライン上でのライブパフォーマンスやトークイベントが予定されている。詳細はホームページ及びインスタなどで発表されるとのことなので、ぜひチェックを。

岩本幸一郎 / 写真家

1992年、福岡県生まれの写真家。2015年から平間写真館TOKYOでインターンをしたのち、文化出版局写真部を経て2018年に独立。2020年よりKiKi inc.に所属。デジタルは勿論、フィルムでのアナログ撮影を得意とし、ポートレイトやファッションを中心に、類のない表現で活躍している。代表作に、2019年に発表した「isolation」や、同じく2019年に森山未來らと手がけたインスタレーション&パフォーマンス「VERTIGO」など。@iwamoto_koichiro

INFORMATION

岩本幸一郎
写真展「Self harm」

会期_2021年3月25日(木)〜4月7日(水)
開場時間_12:00-19:00(最終日は17:00まで)
会期中無休
入場料無料(イベントは別途チャージ)
会場_AL  
東京都渋谷区恵比寿南3-7-17 
http://www.al-tokyo.jp/