代々木上原のギャラリーが併設されたビストロ・galley AELUにて、芳賀龍一展が1月12日（土）より開催される。
“オブジェ、うつわの境界線はどこでできるのか。土や石に料理を盛り付けられれば、それはもううつわと呼んでいいのか。”

今回の展示では素材を活かしたうつわから素材そのもののようなオブジェまで展示。それらは実用的ではないかもしれない、けして献身的なうつわではないだろう。その物たちが在る理由はただ単純に美しいからだ。

興味深かったり面白かったりするからであり、目的を持った美しさではない。
初めて見ると戸惑いも浮かぶかもしれないが、大きな存在感を放つその物を目前にするとなんとも言えない面白さや愛おしさが湧いてくる。土や石を感じるうつわを、ぜひご高覧あれ。
その存在の価値は、それぞれのときめきが見つけるだろう。