“Man’s Ruin”(男の堕落)をコンセプトにウィットに富んだアイテムを提案するアートブランド「BLACK WEIRDOS」の2018S/Sコレクションが到着した。
今季のテーマは“STONED ROSES”。
東南アジアのミャンマー、タイ、ラオスのメコン川に接する山岳地帯ゴールドトライアングルを拠点に活動するシンジケート『烟花三角金公司』がデザインソースとなっている。
いくつかのプロダクトに施された、ひと際目を引くバラはその構成員の証。レーヨンシャツとショーツ、フレアスカートに散らばるバラの総柄はまさに今季の象徴だ。
また細部までこだわり抜いたフォルムで魅せる構成員のワークウェアをイメージしたピーターパンシャツとパンツのセットアップや、ブランドが最も得意とする刺繍を施したミリタリージャケットとファティーグシャツなど、コレクション全体を通して東京のリアルクローズを再構築した新しいハイストリートの形とも言えるだろう。
やはり何と言っても、癖になる毒々しさの中に浮かぶBLACK WEIRDOSだからこその見事な刺繍のアートワークは、思わず見惚れる美しさだ。
INFORMATION
BLACK WEIRDOS
blackweirdos.blogspot.jp