現在、ブランドコンセプトストアDr. Martens SHOWROOM TYOでは、7月21日(金)より『(sic)boy VISUAL EXHIBITION “HOLLOW”』を開催中なのだが、その前日にあたる7月20日(木)に、この展示を記念したレセプションパーティが行われた。(sic)boyがショートライブを行った本イベントについて、その模様を写真で振り返っていく。
そもそも、今回の展示は、(sic)boy初のメジャーファーストアルバム『HOLLOW』のリリースを祝したビジュアルエキシビションであり、この取り組みに繋がったのはMV「Falling Down」の制作に際し、Dr. Martens SHOWROOM TYOが全面協力したことに端を発している。つまり、(sic)boyの世界観を表現するのに、Dr. Martens SHOWROOM TYOが欠かせないものになっているということだ。
会場内には、JUN INAGAWAが(sic)boyをモチーフに描いたメインアートや、コラボレーションして制作された巨大ラグマット、(sic)boyが1460 8ホールブーツに直接アートを描いたアートブーツを展示。そのほか、MV「Falling Down」のオフショットなど、ファンにとってはたまらない展開となっていた。
パーティはsathi(homesicc)のDJからスタート。続いてJUN INAGAWAからオカモトレイジへスイッチ。
みな、国内外年代問わず、多種多様なロックをかけていたのだが、そのセレクトがJ-ROCKもあればラウド、メタルもあり、(sic)boyのルーツにも通じる音楽が流れ続けていた。こんなところからも、彼らの普段の繋がりが感じられたのではないだろうか。来場者も非常に豪華。音楽的にも(sic)boyと親和性の高さが感じられる面々が集まっていた。
オカモトレイジによるDJがお酒を片手にしたオーディエンスを充分にあっため、時刻が20:00を超えたあたりで歓声、DJブースに(sic)boyが登場した。
1曲目は「sober」からスタート。「爆撃機」を経て「Falling Down」を歌い出すと、大いに沸くフロア。「(stress)」、「眠くない街」を挟んでのMCでは、次の日(7月21日)にリリースとなるアルバム『HOLLOW』の話から、共に活動するDr. Martensへの感謝を述べて、ラストは「Heaven’s Drive」で締め括った。約20分弱のライブではあったが、その新旧織り交ぜたセットリストには感動。(sic)boyでしか構築できない空間を完璧に作り上げていた。
ライブ後のDJはKENSHINがインダストリアルなラウドロックからスタートするアグレッシブなDJタイムへ。その後も来場者は楽しくコミュニケーションを取り、『(sic)boy VISUAL EXHIBITION “HOLLOW”』の空間を楽しんでいた。真夏日の夜をさらに熱くする時間であった。
現代のHIPHOPシーン最前線で活躍する(sic)boyだが、そのマインドは実にロックであり、その個性がDr. Martensと完全に合致している。このアートエキシビションは8月21日まで続くので、アルバム『HOLLOW』を聴きながらショップへ遊びにいっていただきたい。ファンならずとも楽しめる充実した内容だ。
INFORMATION
Dr. Martens SHOWROOM TYO | (sic)boy VISUAL EXHIBITION “HOLLOW”
会期:2023年7月21日(金) – 8月21日(月)
時間:12:00 – 19:00(火曜・水曜定休)
場所:Dr. Martens SHOWROOM TYO
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-2-28 1F
TEL:03-6746-4898