OMEGAのスピードマスター、最新作は世界限定2,998本のリミテッドエディション

毎年スイス・バーゼルにて行われる世界最大の宝飾と時計の見本市バーゼルワールドにて、今年オメガが発表した新作スピードマスター CK2998 パルスメーターが6月より遂に発売となった。

1959年にオリジナルモデルが発売されて以来、世界中のウォッチ愛好家から支持されてきたスピードマスター CK2998。宇宙飛行士のウォルター・“ウォリー”・シラーが1962年のマーキュリー計画「シグマ7」ミッション実行の際に、身に着けていた時計も同モデルであったことから、「宇宙で着用された最初のオメガウォッチ」としても歴史に名を残している。今回オメガは、最新のタイムピースにインスピレーションを与えてくれるものとして、CK2998のアイコニックな特徴はそのままに、現代の技術と要素を加えてモダンにアップデートしたモデルの発売を開始した。

¥620,000+tax

3つのサブダイアルやベゼル、ストラップは、シックなブラックで統一、クロノグラフの秒針には、艶やかなレッドが採用され、フォーマルから普段の装いまで、シーンレスに身につけることが可能なデザインを作り上げた。ベゼルには、オリジナルのCK2998モデル最大の特徴でもある、1分間あたりの脈拍数を計測することが可能なパルスメータースケールを完備。当時のモデル同様の、ユニークな伝統を継承した。

ファン待望となった同モデルは、なんと、世界限定2,998本のみの販売となっている。そのため、ケースバック（時計の裏蓋）には、オリジナルのシーホースのエンブレムと「SPEEDMASTER」の文字と一緒に、ひとつひとつ番号が刻印され、限定モデルらしいプレミアム感が漂うデザインとなっている。

過去6回の月面着陸のミッションすべてに携行されたスピードマスターシリーズ。ムーンウォッチとして活躍した歴史に、深く根ざしたムーブメント（時計の駆動をつかさどる部分）である Cal. 1861 が時を刻み、オメガの冒険心とパイオニア精神を象徴するモデルとなっている。