Korea’s New Generation 新世代ファッションブランドクロニクル

7年前

EYESCREAM9月号との連動企画、最後はファッションブランドにフィーチャー。グローバルなストリートブランドブームは、もちろん韓国でも到来中。新興のブランドが、グローバルなムードを吸収しつつ、音楽シーンと呼応するように自分たちのスタイルを築き上げている。

2013年に人気モデルのKim Won JoongとPark Jiwoonによって設立されたブランド。”NO CONCEPT, BUT GOOD SENSE”を目的に作られる、そのアイテムはデザイナーたちのソウルでの経験を反映したシンプルで、新しいストリートの波を的確にとらえている。

設立されたのは2009年、thisisneverthatは5人のクリエイターが手がけている世界的な注目を集め始めているブランド。トラディショナルなアプローチに、先鋭的なアイディアがアクセントとなっているスタイルには定評がある。

2011年夏、コンビニエンスストアのカウンターでドリンクのバーコードをスキャンしたところから生まれたという、謎のコンセプトのブランド。若く、本能的で、不器用なユース層のための、エモーショナルかつビビッドな空気感を生むアイテムで知られる。

すでに大物アーティストなども多数着用しているブランドのLEATA。スタンダードなアイテムを、現在的なモードに変換し、作り上げたアイテムで高い人気を誇っている。

美的なものを描いたり、なにかを作る人、の略であるADER、それに失敗を意味するエラーという単語が加わったADER errorは、遊び心を欠かさない魅力的な服作りで知られている。

ポストモダン時代におけるストリートウェアーを標榜するALICE LAWRANCE XXは、ユニセックスなアイテムを記憶とムードの中で制作している。Tシャツから始まったコレクションは2017年春夏にフルコレクションへと拡大

古着をリミックスしたアイテムで知られている、JOEGUSH。スポーティーなものからカジュアルなアイテムに、大胆な加工をほどこすことで、たちまち妖しい魅力が立ち上がってくる。