ウェア、作家物の器やアートピース、ヴィンテージの家具などを“すべて並列の関係”で扱う。
セレクトはジャンルレスでボーダレス。装いはミニマルでコンテンポラリー。
“空間自体を作品に”という当初のコンセプトはそのままに、リニューアルした「Graphpaper SHIBUYA」は、いっそうギャラリー機能を強めた印象だ。
拡張を機に表情の異なるスペースを新設。
それぞれの特性を活かして、ブランドやアーティストをフィーチャーした企画展を開催していく予定だ。
柔らかな光に包まれた、白く明るい1階奥の新たな空間。
ガラスの壁の奥は、むき出しの建材と赤くさびた鉄骨がそのまま残されている。
コンセプトは“完成と未完成の対比”。
Charlotte Perriand、Pierre Paulinのヴィンテージ家具や、OAMC、STUDIO NICHOLSONのモダンなウエアなどが混在する。
エントランスからすぐの1階手前のスペースは、Graphpaperのブランドコレクションを展示。
取材時は、最新コレクションのシーズンテーマであるルイス・バラガンにちなんだ、カラフルな空間だった。
Charlotte Perriandのスツールやデスク、大谷哲也、鈴木麻起子、吉田直嗣といった日本人作家のアートピースなども。
白と黒のコントラストが美しい2階。黄金比で配置された壁面の黒い什器を手前に引くことで、商品を閲覧する仕組み。
セレクトブランドはCAMIEL FORTGENS、FUTUR、CASEY CASEY、E.TAUTZなど。
また、器のプレゼンテーションに合わせて、実際に飲食に使用できるカウンターを常設。くつろぎの場としても活用される。
INFORMATION
Graphpaper SHIBUYA
address_東京都渋谷区神宮前5-36-6 ケーリーマンション 1A/2D
tel_03-6418-9402
open from 12p.m.to 8p.m.
http://www.graphpaper-tokyo.com/