PHINGERINがGERORGE COXのチェーンローファーを自由にデザインした共同制作モデル”TIME MACHINE”に注目したい。ベージュのワントーンで統一されたボディに、サイドはPVCでシースルー仕様となったレザーレスのローファーだ。ここで言うレザーレスというアプローチは、皮革を完全にボイコットするのではなく、ケアをすることで永続的に長持ちするという皮革の持つサスティナビリティを認め、それを最大限に活かせるようなデザインをする事で、”皮革の使用量を減らす”、とゆう現在時点で実践・継続しやすいアクションを指している。
ほど良い厚みのソールが採用しラバーソールを普段履かない人も日常生活の中で履きやすいフォルムに。サイドのPVCは2枚の組み合わせになっており、左足の外側には、ゴールドの折り鶴がシールドされている。インソールのGEORGE COXのロゴを赤色でナナメに配置しているのもPHINGERINならでは。
丁寧にケアすることで長く履くことができる本作、PVCが朽ちるまで履き込んだときは、折り鶴を切り出して、そばに置くことで、それらの背景にあるイメージを呼び起こす。つまり、タイムマシンとしての機能を果たすわけだ。
シューズの形がなくなった後も、身の回りに置いて楽しむことができる特別1足。
これからの季節、絶対的にオススメしたい。
INFORMATION
“TIME MACHINE LOAFER” made by GEORGE COX
¥68,000+TAX
UK6 ~ UK11 (0.5サイズ毎に展開)
牛革、PVC
英国製
3月30日発売
https://phingerin.com/