NTsKiが新曲「If」をリリース＆MV公開。喪失やエスケーピズムをテーマに制作されたバラードに

京都を拠点に活動するアーティスト／ミュージシャンNTsKiが、約1年半ぶりのオリジナル楽曲「If」をリリース。MVも公開された。

今作は、米オハイオのレーベル〈Orange Milk〉と大阪のレーベル〈EM Records〉のダブルネームでリリースされた1stアルバム『Orca』以来となるオリジナル楽曲。スローなトラックにNTsKiの柔らかく切ない歌声が乗せられた、喪失やエスケーピズムをテーマに制作されたバラードとなっている。タイトルや曲中で幾度となく放たれる「If」の言葉通り、「もしもそうであったなら」という仮定の世界を空想するように歌われ漂いながら白昼夢にハメこんでいく一曲となっている。ミックスは前作同様にThe Anticipation Illicit Tsuboiが担当している。

MVはNTsKiの監督によるもので、ホームパーティーのシーンはNTsKiの京都の自宅において撮影されたもの。荒井優作、E.O.U、Kazumichi Komatsuなど京都シーンを牽引する面々が出演しているほか、NTsKiにとってゆかりのある菜の花が象徴的に使われている。アートワークにおいても、菜の花畑でポーズをとる幼少期のNTsKiの写真が採用されている。

今作の公開に合わせて、NTsKiがデザインした新たなマーチもドロップ。モデルにLuby SparksのErika Murphy、DYGLのYosuke Shimonakaを起用した着用画像が公開されている。