前作『The Sofakingdom』から約2年を経て、PUNPEEによる待望の最新EP『Return of The Sofakingdom』が先日、12月7日に発表された。前作のエクストラ・コンテンツという位置づけで制作された本作は、客演に漢 a.k.a. GAMIやGAPPERを、全曲を海外プロデューサーとのダブルネームで制作という意欲的な作品だ。未曾有のコロナ禍を経て、マルチヴァースの地平に飛び出した気鋭ラッパーの現在地を探る。
フワフワ現実逃避してる感じ
ー前作『The Sofakingdom』を発表したのが2020年。そこから2年を経ての新EPとのことで、順を追って話を訊いていきたいと思っていて。まずは前作リリース直後を振り返ってみていかがでしょう。
KREVA氏との“夢追人”のビデオもいい感じにできたし、弟(5lack)との“Wonder Wall”もみんな気に入ってもらったみたいでよかったなと。あれはあれでうまくまとまった5曲になってた感じはしますね。その後に予定してたツアーは中止になっちゃって残念だったけど……。
ーそこから未発表曲をまとめた『Small Token pt.1』と『Small Token pt.2』、“ODDTAXI”や“フレンヅ”といったシングルリリースが続きます。ライブに関しては配信ライブを経て、今年はFUJI ROCK FESTIVALやPOP YOURS、Kobe Mellow Cruiseと大型音楽フェスへの出演が立て続けにありました。
そうですね。POP YOURSとKobe Mellow Cruiseではトリで出演させてもらって、自分的には“このタイミングでこんないい時間に呼んでくれるんだ”って感じでありがたかったですね。有観客でのソロライブは2年ぶりだったと思うんだけど。特にPOP YOURSでは若いアーティストの方々と交流できたのがよかったですね。FUJI ROCKのグリーンステージでのライブも本当にできるなんて思ってなかった。最初は2008年、手伝いではじめてFUJI ROCKに行って、グリーンステージでPrimal Screamを観たんじゃないかな。当時は“こんなでっかいステージ、永遠に出れないな”って思ってて。たぶんあのころ書いてたMyspaceのブログにも“こんなところでやれたら最高だなぁ”なんて書いてたりして。で、そこからデイドリーミングにPSGで出たり、ホワイトステージでの出演があって、感慨深いなぁって。
ー実際にグリーンステージに立ってみてどうでしたか?
楽しかったっすね。緊張すると思ってたんですけど、あんまりしなかったですし。山がそうさせたのかな?
ーハハハハハハ!
山、緊張しないんですよね。なんか、あそこまで大きいステージだと緊張しないっていうか、現実感があんまりなかった。非現実的で、山の民の集会に向けて歌ってる、みたいな。自分がいまできるベストをやれば大丈夫、って思って臨んだからかあんまり緊張しなかったっすね。だからか、しゃべりすぎました。ハハハ。
ーなるほど。大型フェスへの出演を経て、今年の夏にはBIM氏とのEP『焦年時代』をリリースします。『Return of The Sofakingdom』の制作は『焦年時代』発表以降?
具体的に作業を進めていったのは9月ごろですね。『The Sofakingdom』のツアーがコロナで中止になって、順延した日程が決まったときくらいにEPを作りたいとは思ってました。
ー本作制作の最初の段階で思い描いてた内容ってどんなものだったんでしょう。
結局“まだコロナ終わってないじゃん”って感じじゃないですか。前より落ち着いてる感じはなくはないけど、2年半ぐらい経ってもまだ終わってない。そういう意味では当初から暗い感じで作ってた気がする。暗い感じのなか、でもまだ夢を見てたいっていうか……言ってしまえばフワフワ現実逃避してる感じ。そういうところからスタートして書いていたんじゃないかな。
ーやはりいまだに食らってる感じ?
でも結果、制作しているなかでそういうマインドから起こしてもらってた気もします。自分っていつも“どんな作品作ろうかな”ってタイミングで絶対毎回迷っちゃうんで。そんななか、いろんなカッコいいアーティストが出てきてどんどん曲を出してくわけじゃないですか。で、“うわぁ、やられた!”って。そこから“オレもやったるで!”みたいなマインドになる前っていつもちょっとヘコんでるっすねぇ。今回はそういうヘコんでるタイミングで『SPIDER-MAN』ってオープンワールド型のゲームやってて。現実逃避をスパイダーマンの街でしていたのが、EPの内容に影響を与えてるかもしれない。特に1曲目の“Free Roamin’ (Self-regi Dystopia)”とかはそうですね。
ージャージードリルを取り入れた楽曲ですね。まずトラックに驚きました。
ジャージードリルみたいな新しいジャンルに挑戦するのは楽しいですね、やっぱり。こういうガチャガチャしたビートが、暗くて逃避してる当時の自分の心境にフィットしたのかもしれないな。
ーちなみに本作に収録されてるビートはすべて共作クレジットになっていますが、どのような経緯で?
今回はBeatStars(世界最大手のトラック売買プラットフォーム)で買ったものが多くて。これまでは自分で作ってたけど、今回はそういうスタイルでもおもしろいかなって。買って、直接“ビートいじっていい?”って連絡して、許可をもらえれば展開やドラムを変えたり。自分としても新鮮さがほしかったのかな。
ーBeatStarsでビートをチョイスする際、自分のなかで選ぶ基準みたいなものは具体的にありますか。
アクシデントが起きてるものを選びがち。キレイにまとまってるものというより、サウンド的に変なアクシデントが起きてるのが好きで。不協和音じゃないけど、耳に残る感じのものを選んでるかもしれないっす。
ー“Free Roamin’〜”のジャージードリル・パートはNdupbeatsというプロデューサー?
そうですね。最近はずっとこういうトラックを作ってるひとっぽいです。このひとはたぶん趣味で作ってる感じがする。今回は制作過程でめちゃくちゃビート聴きましたね。500曲ぐらい聴いたと思います。
ーそれは有名無名を問わず?
問わずに。今回使わなかったけど、次の作品に向けて買ったのもありますね。
ーあと気になったのは、PUNPEEさんは新しい音楽をどのようにリサーチしてるかってところで。
リサーチってほどではないですね。普通にツイッターのタイムラインに流れてくるものとか。それに友達に教えてもらったり。GRM DailyっていうUKドリルやグライムばっかり上げてるYouTubeチャンネルで上がってるのを聴いたりとか。この曲も最初はジャンル名もわからずに、ビートを探してたときに“なに、このドラムパターン?”って引っ掛かったものっすね。あとで調べたらそういうジャンルがあることを知って。日本でもやってるひといるのかな?
ーいるにはいますが、まだ少数ですね。このタイプのビートを日本のラッパーがどう乗りこなすかは興味があります。日本でジャージードリルを思いっきりテンションで乗り切るラッパー、もっと聴いてみたいですよね。
たしかに聴いてみたいかも。
ーで、2曲目の“Award Tour”はストロングスタイルのサンプリング・ヒップホップです。
そうですね。この曲はツアーをイメージして作った曲。ツアーでやってアガる曲にしたくって。それに加えて、自分がライブでやりやすい曲っていうか。“Renaissance”もそうだし、“お隣さんより凡人”ってインストもそうだけど、あれって景気いい気持ちになって、勢いがつくんですよ。“Gismo”とか“Happy Meal”とかだと序盤の勢いがつかなくて。もともと自分のなかにあるBPMじゃないんでしょうね。だから単純にラップしてて、自分自身が“今日のライブはじまったな!”って勢いづく曲を作りたいというのがずっとあって。そういうノリで作りました。
ーたしかに聴いた瞬間にライブでやっている絵面が浮かぶ曲だなと。そして続く”Mesiah Complex”には客演として漢 a.k.a. GAMI氏が参加しています。漢さんの参加はどのような経緯で?
以前、漢さんと対談のオファーがあって。前のEPではKREVA氏に参加してもらって、タイトル通り、夢を追ってる自分のリリックを書いたんだけど、今回はそれの対局になるような曲を作ろうと思って。そこから、調子に乗ってる自分を叩き落としてくれるひとってだれだろうって考えたときに、ちょうどその対談のお話があったので、ぜひお願いしたいなとなって。自分が調子に乗ってるときに漢さんが現れて叩きのめされるっていう、そういう曲を作りたかったんですよね。
ーしかも漢さんのヴァース前のビートスイッチで、より不穏な、漢さんの空気に変わるという。
漢さんの1stアルバムのイメージっていうかね。漢さんにはさっき言った意図みたいなことを伝えて、そこにプラスしてトンチを利かせてくれたりして“勘違いしたパンピー”みたいなラインを入れてくれて。そこにZAIちゃんのスクラッチが入って、空気が乗っていく感じが出たと思います。
ーそもそも漢さんはPUNPEEさんがヘッズの時代から活躍されていますが、自分にとってどんなラッパーだと思いますか?
頭の回転が早くて、優しいひとというイメージですね。厳格な紳士、みたいな。ユーモアもあるし、ずっとスマート人柄って印象があります。今回の制作以前に漢さんと話したのって数回くらいしかなくて。意外と、どこでどんな話をしたか覚えてるくらいの回数しかない。最初は恵比寿のみるくで開催されたUMBの東京予選。自分がはじめて優勝したMCバトルで、バトルの前に“今日、勢いあるんじゃない? (優勝)いけるんじゃない?”みたいな感じで話しかけてもらって。“MC漢が話しかけてくれた……!”ってなったのを覚えてるなぁ。そこから池袋のbedで数回お会いして。
ー『The Sofakingdom』以降、PUNPEEさんは先輩ラッパーを客演に招くということを意識的にやっている気がしていて。KREVAさん、『焦年時代』でのZEEBRAさん、今回の漢さんという流れはご自身ではどんな意図があったんでしょう。
自分としてはそのかたのキャラクターがあるひとを毎回呼ばせていただいてる感じです。前作を出したときに“結局、自分はなにを毎回曲に落とし込んでいるんだろう”って考えたんですよ。で、自分としては“自分というマンガ家がPUNPEEっていうキャラクターを描いてるのに近いな”と思えていて。現実とSF感を混ぜたマンガのなかで、PUNPEEがPUNPEEという登場人物を描いてる感じ。だから客演に関しては、その作品にどんなキャラクターが登場したらおもしろいかと考えたとき、キャラクターが強いひと……明確にアーティストのカラーがあるひとに自然となっちゃうんですよね。KREVAさんだったら絶対的な王者感だし、漢さんはめちゃくちゃ強いけど優しさもあるヴィラン、みたいな。“自分の脚本にこんなキャラが入ってきたらおもしろいな”っていう基準かも。
かつてやってたような
アホなフロウとかも試せる
ー“Jammin ‘97”でのZEEBRAさんの客演も、まさに曲中の役柄を演じてもらっていますしね。
過去から来たっていう設定でね。『MODERN TIMES』以降は、自分の脚本のなかでストーリーが成立する登場人物にお願いして出演してもらってるっていう感じですかね。『アメリカン・スプレンダー』みたいに、自分の私生活を描いてるマンガ家のストーリーって感じに近いんですよね。
ーそこに投影するのがフィクションというより、リアルな世界でのPUNPEEというアーティストなのがおもしろいなと思っていて。
たしかにリアルな自分も書くけど、曲のなかであればなんでもできちゃうから。未来に行ったり、普段交わらないひととでも共演できたり。
ーなんでもできるってなったときに“マルチヴァース”って概念は便利ですよね。まさに次の“Operation:Multiverse of Love”ではその建てつけが効いてるわけですが、この曲、改めて聴いても不思議な曲ですよね。
ハハハハ。たしかに。この曲は制作のなかでも最後に決めたビートだったと思います。奥さんのバランスボール乗りながらパソコン見つつお酒飲んで“最後の1曲、どうしようかな”ってなってるときに、このビートが流れてきて。ビートメイカーのJonah Bruはこういうインディーロックっぽいビートが得意なひとみたいで。で引っ掛かって、ずっと聴いてたら浮かんできた、みたいな感じっすね。この曲は歌メインで、そこまで文字数を割けないから詳しくマルチヴァースについて書けなかったけど、そもそもおもしろい概念だなと思ってて。
ーそれこそ『MODERN TIMES』リリースしたころは、まだMARVELでのマルチヴァース展開ってはじまってませんでしたよね。あの作品で描かれたイメージとしてはMARVELというより、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』的なタイムスリップの雰囲気が下地だったと思いますが、先見の明というか、その後にマルチヴァースって概念が流行して、PUNPEEさんの作品に合流していくという。
そうですね。多次元世界はコミックスにはもともとあった設定だけども。自分のなかで衝撃だったのはceroの“Orphans”って曲で。あの曲でも多次元のことが歌われてるんですよね。“別の世界で”って歌詞があって。もちろんそれまでアメコミを通して多次元系SFは読んでたけど、それを歌詞に反映しようとは思ってなくて。でも“Orphans”を聴いて“こういうことを歌っていいんだ!”ってなったんですよね。で、たしか当時、小沢健二さんの曲でもそういったことがモチーフに使われてる曲もあって。
ー時代が要請した部分もあったのかもしれませんね。さらにこの曲で印象的だったのはフック部分ですよね。こういう、ひとを食ったようなフックはPUNPEEさんの楽曲でもたびたび登場しますね。
“フックからできたな、この曲”って一瞬でわかりますよね。PSGの“かみさま”とか、BIMとの“Night Rider”もそうだけど、フックが突拍子もなく思い浮かんだ曲って自分にとっては意外と大事で。これもそういう曲っすね。“宇宙に行く”とかもそう。
ーこれってもはやPUNPEEさんのシグネチャーでもあると思うんですが、こういった耳に残るフックについてルーツはあるんでしょうか?
なんだろうな……。いま思い出したのは、自分の祖父がすぐ歌を作るようなひとで。自分が夜ずっと泣いてたら、泣き止ますために即興でふざけた歌を作ったりするおじいさんだったんですよね。その影響がじつはあるかもしれない。なんかムカつくメロディーで、下ネタとかも入れてくる。で、祖母が“またそんな歌聞かせて!”って怒る、みたいな。自分にはその記憶があって、でもまだ弟は生まれてなかったころだから、自分にあって弟にはない資質なのかもしれない。
ーハハハハ! お兄ちゃんにだけ受け継がれたという。いま思えばSUMMITアーティスト総集合のマイクリレー曲“Theme Song”も不思議なフックですね。
“Theme Song”もそうっすね。あの曲、たまに“フックがよくない”とか言われるんです……。フフフ。
ーハハハハハ。
“なんでこのフックにしたんだ”とかも。自分としてはあの感じ、けっこういい落としどころだったんじゃないかなと思うんですけどね……。たしか最初は仮で入れてたフックなんですけど、最後まであのフックで通ってしまった。
ー“カッコよさ”って基準だけだと“ん?”って思っちゃうのかもしれないけど、ヒップホップのおもしろさって、それ以外にもユーモアだったり、わけわかんないこともおなじくらい重要ですしね。その意味ではあのフックで正解だったと思います。さて話を本題に戻しましょう。EPラストに収録の“BIG GUY”では盟友であるGAPPERさんが参加しています。『The Sofakingdom』でいうところの“Wonder Wall”的な立ち位置のバック・イン・ザ・デイズ曲ですね。
考えてみると、滝口さん(GAPPER)がいちばんフラットに昔と関係が変わってない友達かもしれないっすね。弟の次に古い付き合いだけど、なんなら弟より関係性が変わってないかもしれない。知り合って20年くらい? だからこの曲もライブでいっしょにできたらいいなと思って。あとはライブでもPSGの3人のなかで弟が欠席するケースが多いから、ふたりだけの曲もあったほうがいいかなっていうのもある。ハハハ。
ーいちばん最初にGAPPERさんと会ったときのことは覚えてますか?
高校の隣のクラスで、保健の授業が合同クラスでいっしょだったんですよね。で、授業受けてたときに“すごいデカいヤツいるなぁ”って。GAPPERが自分よりも前の席で寝てて。そのうしろ姿が最初の印象っすね。で、そこから“隣のクラスにラップ聴いてるヤツがいる”っていうのを友達から聞いて、それがGAPPERで、自分から話しかけたって感じだった気がする。そういう感じでなかよくなって、卒業式にふたりでラップしたりしましたね。
ーそんな20年来の友人が書いた今回のヴァース、PUNPEEさんはどう感じましたか?
アブストラクトだけどわかりやすい、いい歌詞ですよね。“はじまりのライブはきっとこれはトラウマになると思ったら/そっからはじまったドラマ”とかいいリリック。滝口さんはフラットなんで、自分にとって救いなんですよね。“EP、ツアーに間に合わないかもしれない”って言っても“いいよ、延期しちゃおうよ”みたいな。救いなのかわかんないけど。
ーハハハハ。優しい男ですねぇ。ここまで収録曲について伺ってきましたが、今回の制作でいちばん難産だった部分はどんなところでしょうか。
どうだろうな。最初にどういう感じでやっていくかってのは悩んだけど、ペース的にはいつもの感じでできたかなと思ってますね。それでも結局こんぐらい時間はかかるんだなってことはわかりましたね。今回はけっこうふざけながら作ったかもしれないっす。ライミングの部分とかもアホなことやってる気がするし。以前にくらべてマニアックなラップが受け入れられる土壌みたいなのができてきてる気がしてて。むかしだったらスムーズなラップのほうが聴き心地がよかったり、そもそもヒップホップ聴く人口もすくなかったから外部に向けての耳触りを意識してた時代もあったんだけど、それより前は自分としてももっとアホなことやってた気がしてて。気づいたらヒップホップを聴くひとたちの土壌が豊かになったので、自分としてはかつてやってたようなアホなフロウとかも試せるかなって。自由度は以前より高いかもなぁ。
ーそれこそ“フレンヅ”なんかは、PUNPEEさん的なベーシックなラップの集大成という感じがしていて。“フレンヅ”を出したことで今回のEPでの遊びみたいなものが活きてるなとは思います。
そうかもしれないですね。たとえば宇多田ヒカルさんの歌も2番ではおもしろいことを試してるって感覚があるなと思ってて。1番ではめっちゃスムースに歌詞をはめるんだけど、2番で急に引っかかりのある歌詞が出てきたり。それで生まれる違和感のおもしろさってすごくあって。最初に聴いた段階ではスムースじゃないなと思うけど、どこか引っかかるものがあって中毒性が生まれる、みたいな。そういった実験をいつもよりできるなと思ってたっすね。
ーたしかにリスナー側もリテラシーができてきたからこそ実験できるという感じがありますね。そして、 現在は休む間もなく『The Sofaking…Damn!!! Tour”を敢行中です。ライブへの意気込みは?
以前に中止になった『The SofakIngdom Tour』でやろうとしたことの延長にはなるんですけど、いろいろやろうと思ってますね。お楽しみに、って感じっすかね。ツアーのラストは中野サンプラザで、いつも音がいいイメージなので自分も楽しみです。Bob Marleyもライブしたことあるんでしょ?
ー1979年の来日ライブの会場は中野サンプラザだったみたいですね。
すごい場所だ……。山下達郎さんもいつもやってるもんなぁ。恐縮だけど、楽しみます。うす。
ーツアーを終えてPUNPEEさんの2023年がはじまる感じになりそうですが、来年に向けてどんなビジョンがありますか。
どうだろうなぁ……。とりあえずゆっくり制作したいかなって感じはあるっすね。去年はひとつひとつがお祭りごと感があったんで。ゆっくりインプットしたい感じはあるかも。次に作る作品の土台をゆっくり作れたらって感じかな。あとは自分以外の作品を手伝ったりもしたいし……なにかしらすると思います!
ーなるほど。来年の動きも楽しみにしています。 いろいろなお話、ありがとうございました!
INFORMATION
PUNPEE
EP『Return of The Sofakingdom』
Format : Streaming / DL
https://summit.lnk.to/SMMT204
No. : SMMT-204
Label : SUMMIT, Inc.