ラップトリオ Dos Monosが、遂に3年ぶりとなるアルバム『Dos Atomos』をリリースした。
今作は、Dos Monosのサウンドの特徴であったサンプリング主体のヒップホップから飛躍し、荘子it、没、TaiTanのメンバー3人自身による生演奏に加え多数のゲストミュージシャンが参加したダイナミックなバンドサウンドを核としつつジャンルの制約から解き放たれた作品に仕上がっている。
先行シングル「QUE GI」で発表された大友良英(ターンテーブル)に加え、共にヨーロッパ・ツアーを回ったUKのロックバンドblack midiからMorgan Simpson(ドラムス)、「MADドラえもん」などの映像作品でも話題を呼んだ謎多きアーティストFranz K Endo(ボーカル)、そしてRIZINやK-1など格闘技イベントの巻き舌入場コールでもお馴染みのレニー・ハート(ナレーション)など、異色の才能が参加。また6月15日のリリースパーティにも参加する布陣として、自身が所属するyahyel、DATS他様々なミュージシャンのサポートでも知られる大井一彌(ドラムス)、D.A.N.の市川仁也(ベース)、そしてSMTKを始めソロとしてもDos Monosと共演してきた松丸契(サックス、フルート)の3人がアルバム内の複数曲で参加している。
さらに、The Anticipation Illicit Tsuboiがアルバム全曲のミックスに加えてスクラッチでも参加。マスタリングはblack midiなどを手掛けてきたUKのHarvey Birrellが担当。2022年のヨーロッパツアー中から制作され今回バンドサウンド化という新機軸を打ち出すきっかけとなった楽曲「MOUNTAIN D」、林田球のSF漫画「大ダーク」とのコラボレーションから誕生した、レニー・ハートの生のアナウンスとAI音声合成ラップの対比が印象的な「HI NO TORI」、Dos Monosがリスペクトするロック・バンドBattlesやBoredomsへのオマージュを感じる「BON」、などバラエティーに富んだ全11曲が収録。
本作のジャケットデザインはグラフィティアートを起点に新しい芸術の領域を開拓するロンドン在住の日本人アーティストInagakiがアルバムコンセプトを元に書き下ろした作品が起用されている。
また、6月15日(土)には恵比寿LIQUIDROOMで∈Y∋をゲストDJに迎えて行われる「Dos Atomos Release Party 〜 Theater D vol.4」の終演直後に、同会場内のTimeout CafeとKATAの両会場で「Theater D vol. 4 After Party」を開催することが決定。Franz K Endo、Giorgio Blaise Givvn、Spaghetti Human Being等のDJ参加が決定しているのでこちらもチェックしよう。
INFORMATION
Dos Monos『Dos Atomos』
発売日:2024年05月31日(金)
配信サイト:https://linkco.re/h55NTfys
Bandcamp:https://dosmonos.bandcamp.com/album/dos-atomos
LP(DEATHBOMB ARC):https://shop.deathbombarc.com/collections/frontpage/products/dos-monos-dos-atmos-12
イベント情報
Dos Atomos Release Party 〜 Theater D vol.4
日程:2024年6月15日(土)
会場:恵比寿LIQUIDROOM
OPEN / 17:00 START / 18:00
一般:5,000円(税込)
UNDER 23:円3,500円(税込)
出演:Dos Monos & ∈Y∋(DJ)
チケット一般発売:https://eplus.jp/sf/detail/4074150001-P0030001
Theater D vol.4 After Party
日程:2024年6月15日(土)
会場:Timeout Cafe & KATA
OPEN / START:21:00
ALL : 1,000円+2D (当日現金のみ)
DJ:
Franz K Endo
Giorgio Blaise Givvn
Spaghetti Human Being
荘子it
没 a.k.a NGS