LAのポストパンクバンド、Automaticの初来日ツアーが決定。アートパンク〜ニューウェイヴを軸にしたクールで挑発的なトリオ

LAを拠点とするポストパンクバンド、Automatic（オートマティック）の初来日ライブが12月1日に東京・CIRCUS TOKYO、12月8日に大阪・NOON＋CAFEにおいて開催される。

Automaticは、Izzy Glaudini（イジー｜シンセ／リード・ボーカル）、Lola Dompé（ローラ｜ドラム／ボーカル）、Halle Saxon（ハリー｜ベース）により2017年に結成されたバンド。地元でのライブ活動から高い評判を受け、2019年にデビュー・アルバム『Signal』をLAの最重要インディペンデント・レーベル〈Stones Throw〉からリリース。2022年には同レーベルから2ndアルバム『Excess』を発表、アートパンク〜ニューウェイヴ〜コズミックなシンセポップを軸にした実験的なサウンドに加えて、疎外と逃避、サイエンス・フィクション、消費主義や気候変動といったテーマを扱ったこのアルバムは、多くのメディアから高い評価を得た。

クールで挑発的なライブ・パフォーマンスも各所から絶賛されており、これまでにポストパンク〜ゴシックロックのレジェンド・バンド、Bauhausをはじめ、Idles、Tame Impala、Crumb、The Voidzなどと共演。ちなみに、メンバーのLola DompéはBauhausのKevin Haskinsを父に持つ、という情報も。

CELINEやGIVENCHY、Miu Miuといったブランドのランウェイにおいて彼女たちの楽曲が使用されるなど、ファッション業界からも熱視線を集める存在だ。

今回の初来日ツアーには、東京・大阪ともに新鋭バンド、bedが帯同。UKで最も影響力のあるインディー音楽誌「So Young」をはじめ海外メディアにも取り上げられるなど、国内外問わず注目されるバンドだ。また、本ツアーは東京を拠点に活動するパーティー／DJクルーのSUPERFUZZが主催、東京公演にはインデペンデントメディア「ORM」のメンバーも参加する。

次代のファッションアイコンにもなりそうな気配のあるバンドの初来日。見逃すべからず。