灰野敬二とSunn O)))のスティーヴン・オマリーらによるNAZORANAIがレッドブル・ミュージック・フェスティバルに

前衛音楽/実験音楽〜ドローン〜ノイズあたりの音楽を愛聴する人なら歓喜必至。灰野敬二スティーヴン・オマリー、オーレン・アンバーチによるトリオ、NAZORANAI(なぞらない)のライブがレッドブルによる都市型音楽フェス「RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO」において実現。2014年の初来日以来、二度目の来日を果たす。

山手線の車内をライブハウス化、カラオケ館をジャックetc.。レッドブルによる音楽フェス「RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO」が今年も開催

灰野敬二といえば、日本はもちろん、世界中で敬愛される(マーク・ジェイコブスも彼のファンで、直々にオファーをしたほど。同ブランドの2016年AWのランウェイショーに灰野が楽曲提供したほか、2016年AWの広告ヴィジュアルにも起用された)前衛音楽家。70年代より活動を続け、ノイズ、ロック、ドローン、サイケデリックを横断/貫通しながら即興的/刺激的に繰り出される音は、ときに瞑想の境地にさえ向かっていく。

スティーヴン・オマリーは、ドローン〜ドゥームメタル〜アンビエントの新時代を築いたSunn O)))のフロントマン。ちなみにSunn O)))は「サン」と読み、O)))は音波を図案化したものとされていて、というほどに轟音を偏愛/追求するバンドだ。そのSunn O)))やジム・オルークらとの活動でも知られるオーストラリア出身のマルチミュージシャンがオーレン・アンバーチ、となる。

また、灰野敬二からの指名により、石橋英子の出演も決定。7月に発表したニューアルバム『The Dream My Bones Dream』では、過去と未来を曖昧に、でも確実さをもって結びつけていく音像を披露したマルチプレイヤーだ。つまりは隙ナシのメンツが揃った。記憶や身体や次元を侵食していくかのような、“音そのもの”に魅惑されにいきたい。

INFORMATION

「NAZORANAI」

2018年9月27日(木)開場19:00/開演20:00
UNIT(代官山)

料金:前売2,000円
出演:なぞらない(灰野敬二+スティーヴン・オマリー+オーレン・アンバーチ), 石橋英子
www.redbull.com/jp-ja/music/events/nazoranai

RED BULL MUSIC FESTIVAL TOKYO 2018
2018年9月22日(土)〜10月12日(金)
会場:都内各所

www.redbullmusic.com/tokyo