MONO NO AWAREが、ドキュメンタリー映画『沈没家族 劇場版』のために書き下ろした主題歌「A・I・A・O・U」を4月3日(水)に配信リリースすることが決定した。
また同曲のジャケット写真もこの度公開。撮影は木村和平が担当、『沈没家族 劇場版』の加納土監督のインパクトある顔写真が使用されている。
またドキュメンタリー映画『沈没家族 劇場版』の公開日もいよいよ決定。4月6日(土)よりポレポレ東中野にて公開開始となる。
公開期間中の4月20日(土) には、主題歌・劇中音楽を担当したMONO NO AWAREの玉置周啓(ボーカル&ギター)と加納土監督によるトークイベントも行われる。
以下、両者から今回の楽曲についてのコメントも到着。
加納土監督コメント
映画を作る過程で僕を育ててくれた人たちに再会し、関わってもらい、これから世に出す中で気づいたことがあります。今のぼくの周りには信じられる人間がたくさんいる。その中の一人が八丈島で出会った玉置周啓くんと MONO NO AWARE。すばらしい曲を書いてくれてありがとう。
大人になって“踊りが踊れなきゃわからない”ことはあるけれど、ぼくは今、違う踊りを覚えました。 『A・I・A・O・U』が入って、映画はさらにパワーアップしました。ぜひ、観に来て下さい!!!
玉置周啓コメント
家族、と聞いてみなさんは何を思い出すでしょうか。僕は、父、母、兄弟祖父母を思い浮かべたあと、近所のおじさんや名前も思い出せないような上級生のことが脳裏をよぎります。彼らは、血の繋がらない家族でした。子どもなりに、その人たちに「ありがとう」と言うこともありましたが、本当のありがたさを知ったのは大人になってからです。この映画、そしてこの曲を通して、みなさんに感謝を伝えたいです。
主題歌の枠を超える名曲と評判高い「A・I・A・O・U」と、あたらしい“家族のカタチ”を問いかけるファミリーヒストリー・ドキュメンタリー映画「沈没家族」。どちらもお見逃しなく。
INFORMATION
「A・I・A・O・U」
2019.4.3 Digital Release
映画「沈没家族」
≪知らないオトナに育てられ、結果、僕はスクスク育った≫
時はバブル経済崩壊後の1995年。地下鉄サリン事件や阪神淡路大震災が起き、世相がドンドンと暗くなる中、東京は東中野の街の片隅で、とある試みが始まりました。シングルマザーの加納穂子が始めた共同保育「沈没家族」です。ここに集まった保育人たちが一緒に子どもたちの面倒を見ながら共同生活をしていました。そこで育ったボク(監督:加納土)が「ウチってちょっとヘンじゃないかな?」とようやく気づいたのは9歳の頃。やがて大学生になってあらためて思ったのです。ボクが育った「沈没家族」とは何だったのか、“家族”とは何なのかと。当時の保育人たちや一緒に生活した人たちを辿りつつ、母の想い、そして不在だった父の姿を追いかけて、“家族のカタチ”を見つめなおしてゆきます。
監督・撮影・編集:加納 土
音楽:MONO NO AWARE/玉置周啓
宣伝:contrail/配給:ノンデライコ/
製作:おじゃりやれフィルム (2018/日本/93分/HD/カラー)
©2018おじゃりやれフィルム
各トークイベントの予定は、『沈没家族 劇場版』公式ホームページまたはポレポレ東中野ホームページをご覧ください。
『沈没家族 劇場版』公式ホームページ
http://chinbotsu.com
ポレポレ東中野公式ホームページ
https://www.mmjp.or.jp/pole2/
「MONO NO AWARE」公式ホームページ
http://mono-no-aware.jp/