住民が1人しかいない(!)、広大な工業地帯である大田区京浜島において、現役鉄工所を舞台にしたフェスティバル「鉄工島FES~鉄工所の島=京浜島で始まる創造祭」が開催。2017年9月30日(土)、10月1日(日)の二日間にわたって、音楽・アート・映画・パフォーマンス・キャンプなど、さまざまな表現が立ち現れる。
目玉はなんといっても、“特殊漫画家”の根本敬が現代美術家・会田誠のアドバイスのもと、約半年かけて制作した新ゲルニカのお披露目だ。さらにその前に組まれたステージには、石野卓球や七尾旅人らが出演するほか、追加出演者として、日本の町工場をレーベル化するプロジェクト「INDUSTRIAL JP」のライブも決定。DJ TASAKA、Dorian など気鋭のトラックメーカーが町工場の音をリミックスし、音楽に昇華するというプロジェクトだ。
「INDUSTRIAL JP」工場音楽レーベル – Record Label of Factory 公開告知
さらには現代アート界の重要人物であるオラファー・エリアソンによる「オラファー・エリアソン 視覚と知覚」、世界70ヶ所以上の廃墟を記録した「人類遺産」、インダストリアルといえば真っ先に思い浮かぶ塚本晋也監督作品「鉄男」といった映画上映もあり。
「インダストリアル」の名のもと、過去も今もこれからも(それこそ工場萌えの最新型でもあって)乱れ飛ぶ表現・時間が創造される。
「鉄工島FES」promotion movie
INFORMATION
『鉄工島FES』~鉄工所の島=京浜島で始まる創造祭
日時:2017年9月30日(土)12:00~22:00、10月1日(日)11:00~19:00(予定)
会場:BUCKLE KÔBÔ(大田区京浜島2-11-7)須田鉄工所、京浜島防災広場、その他
料金:1日券 前売り3,500 円 / 当日4,000 円、2日券 前売り4,500 円 / 当日5,000 円
参加アーティスト:
【ART】根本敬、PBC(谷崎テトラ、ジャン・ピエール・テンシン、松蔭浩之)、鈴木昭男+宮北裕美、市川平、遠藤一郎、SHUHALLY松村宗亮、花坊、IRON∞MAN+α実行委員会“CARt”(飯島浩二、上野雄次、Yotta、市川平、遠藤一郎)、BUCKLE KÔBÔ ARTISTS cureted by 青木彬(藤元明、山田健二、TENGAone、関川航平、Aokid)、SCENERY(二宮佐和子、Dee Lee、木村亜津、南出直之(NANDE)、牧 唯、岩切章悟)、SIDE CORE(市川デュン、STANG、EVERYDAY HOLIDAY SQUAD)
【MUSIC】石野卓球、七尾旅人、社長(SOIL&”PIMP” SESSEIONS)、INDUSTRIAL JP、TRI4TH、サイコバブ(SAICOBAB)、明星/Akeboshi、F.I.B JOURNAL、KAIRI、galcid、UMEZO、沙彩
【FILM】オラファー・エリアソン 視覚と知覚、人類遺産、鉄男