WONKが今年リリース予定のコンセプトアルバムより、先行シングル「HEROISM」を発表した。
同アルバムの中でも重要な局面が描かれた本作は、フィルターバブルやエコーチェンバーといった言葉で表現される情報への選択的接触、接触がもたらした社会分断を背景に、主人公の強い意志が表現されている。
映画の効果音を彷彿とさせるサウンドデザインや大胆なオーケストラサウンドを引用し、新たなWONKサウンドの幕開けを感じる一曲だ。
合わせて公開されたMVは、新進気鋭の3DCGアーティストnagafujirikuによるもの。宇宙の彼方へ吸い込まれるような映像美をご覧あれ。
「SNS等の普及によりこれまで以上に自分が見たいものや聴きたいものに触れ易くなりました。しかしその反面、関心のない情報は排除され、表示されるのは好みに合いそうな「あなたへのオススメ」ばかり。都合の良い情報に囲まれた生活を送りがちな中、自分の価値観が知らぬ間に狭く凝り固まってきていることに恐怖を感じます。この曲の主人公同様、僕も今の情報社会のあり方に向き合いつつ、振り回されずに生きていかねばと強く思います。」
ー長塚健斗(Vo.)