仙台市の秋保温泉街にて、アートエキシビジョン「ADRIFT」が開催

仙台市の奥座敷、約1500年の歴史を持ち、皇室の御料温泉として位置付けられたこともある格式高い温泉街である秋保温泉街において、Keita Izuka、Riku Ikeya、Tsukasa Kudoの3名を迎えたアートエキシビジョンが10月19日（土）、20日（日）の二日間に渡って開催される。

宮城県の地域活性化を目的とし活動を行う山崎孝一郎プロデュースのもと行われる同エキシビジョン。スタイリストとして第一線で活躍するKeita Izukaが「Wish you were here」と題し、自身の記憶をソースとした立体作品を展示するほか、フォトグラファーのRiku Ikeyaは、彼の得意とするモノクローム写真を主軸にコントラストの効いた展示を野外で行う。また、ファッションブランド「kudos」「soduk」のデザイナーであり、フォトグラファーとしても精力的に活動するTsukasa Kudoは、フローリストの越智康貴とコラボレーションし、自身の世界観を拡張した写真作品を展示と、各アーティストのエクスクルーシブなアート作品が展開される。なお、この「ADRIFT」のエキシビジョンディレクターは、以前EYESCREAMでも紹介した栁澤春馬が務めている。

“あなたに逢いたくて”〜EYESCREAM的人物図鑑〜Page.03 栁澤春馬さん

ステートメントは以下。タイトルである「ADRIFT＝漂う」の意味が、こうして込められているのがわかる。

長い年月を経て蓄積した歴史は、消えることなくひっそりと漂い続け、それらは現代の人々によって、再解釈され新たな歴史が作られていきます。私たちの記憶も同じで、これまでに感じた感情のすべてが意識の中を永遠に漂い続け、オーガナイズすることで、新たな価値や瞬間を生み出すことが出来るのではないでしょうか。