自身を振り返る過去と未来。約20年ぶりにフューチュラの個展が開催

グラフィティが公的なアートギャラリーに認められはじめた時代のパイオニアであるアーティスト、フューチュラによる個展「GENERATION Z」が、The Massにおいて11月16日より約1ヶ月開催される。

© Futura, PASMO, 2019 (181.8×227.3×3.8 cm)

日本では約20年ぶりとなる本展では、4つの異なる彫刻作品や、2019年の日本滞在中に制作された27点のコミッションワークが並ぶ。
2000年初頭に行われた「COMMAND Z」から、自身の過去を振り返ると同時に、当時生まれたジェネレーションZを通して未来を見つめている。以下、フューチュラのステートメント。

from COMMAND Z to GENERATION Z
グラフィティは自分の存在意義を確認するためのものだった。自分の名前を世界中に知らしめたかった。名を轟かせたかったんだ。ただ諦めずに創り続けること。立ち止まらず、ひたすらに創り続けるんだ。
ーFUTURA

なお会場には、フューチュラの息子であり13th Witnessの名で知られるフォトグラファー、ティモシー・マクガーの作品も展示されるようだ。親子での合同展示は今回が初となる。

© Futura, SPRAYMASTERZ, 2019 (164×227.3×4.8 cm)

© Futura, POST PRODUCTION, 2019 (90×150×4.8 cm)

INFORMATION

FUTURA「GENERATION Z」

開催:2019年11月16日(土)- 12月15日(日)12:00~19:00
会場:THE MASS(東京都渋谷区神宮前 5-11-1)
定休日:火・水