[Photo Report]初開催、大型サイクルイベントGRAND CYCLE TOKYOに潜入

自転車を取り巻くカルチャーがいま面白い。ギアとしての奥深さは言わずもがな、コロナ禍におけるパーソナルな移動手段や、アクティビティとして、あるいは電動バイクの台頭や、サステナビリティの観点など……広く注目されている要因は枚挙にいとまがない。こと、東京においても数多くのバイクショップがハブとなって様々なシーンと繋がり、局地的な盛り上がりを見せている。

そんな中、東京都が主催する大型サイクルイベント「GRAND CYCLE TOKYO」が満を持して始動。抽選に当選したおよそ2,000名の参加者は、普段は自転車に乗って通行することができないレインボーブリッジや、東京港海の森トンネルを含むスペシャルコースを駆け抜けた。

EYESCREAMではこの記念すべき初回のイベントの模様をフォトレポートでお届けする。また、日本のバイクカルチャーをサポートし続ける重要なバイクショップの1つ、BROTURESとタッグを組んで制作したスペシャルムービーも必見だ。

あいにく、小雨の降る寒空の中だったが、各々の愛車とともに走り抜けた参加者たちはみな達成感のある笑顔を見せていた。

イベントを通じて、自転車は移動手段としての枠組みだけに囚われない、楽しさや魅力を秘めているものだと改めて認識させられた。目的や乗り方によって、その人なりの拘りやスタイルが見えてくるのも面白い。BROTURESと制作した自転車欲が高まるスペシャルムービーをチェックしながら、来年の開催を心待ちにしたい。