京都みなみ会館(※移転に伴い現在一時閉館中)にて過去3回開催された、Homecomingsとサヌキナオヤによる映画と音楽のイベント「New Neighbors」。
これまでデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督「アメリカン・スリープオーバー」、セオドア・メルフィ監督「ヴィンセントが教えてくれたこと」、ウェイン・ワン監督「スモーク」を上映。
全て大盛況で幕を閉じた本イベントが、待望となる東京開催が渋谷TOEIにて決定した。
今回上映されるのはテリー・ツワイゴフ監督、ダニエル・クロウズ脚本/原作による2001年制作のアメリカ映画「ゴーストワールド」。
オルタナティブ・コミックの金字塔である同名漫画「ゴーストワールド」を原作とした本映画は公開〜今に至るまで、枚挙にいとまがない程あらゆる文化、人物、事柄、作品に影響を与え続けており、“ダメに生きる” (日本公開当時のキャッチコピー)多くの私たちにとって源流/出発点と言っていいほどの伝説的な作品となっている。
まだ初々しさすら残る若きスカーレット・ヨハンソンやソーラ・バーチ、スティーヴ・ブシェミの名演も必見の今作。動画配信サービスが全盛の中、現状では気軽に見る事ができないこの映画をスクリーンで体験できる希少な機会。
Homecomingsによる映画にちなんだアコースティック・ライブと映画上映の二本立て。イベント毎に制作しているZINEの新作も販売予定。
以下、Homecomings・石田成美のコメント。
毎日のルーティンや決め事(例えば通勤ラッシュの地下鉄や朝晩の犬の散歩、火曜日の歯医者、喫茶店のウインナーコーヒー、寝る前の電話とか)は自分にとって特別なお守りのようで、そんな風に思えるようになったのは最近のことだ。時に煌々とした街の灯りや喧騒はうつむく顔をかすめて、その影だけを一層濃くすることがある。誰からも忘れ去られてしまったように寂しい夜は回送バスでどこかへ行ってしまおう。そして朝になってまたこっそり戻ってくればいいから。
New Neighborsは第4回目の開催を迎えることができました。今回は自分たちの暮らす街から場所を移し、新たなスタートとなります。このイベントを通じて、また『GHOST WORLD』という作品を通じて、私たちの描く風景や色味、温度感をより多くの人と共有できれば嬉しいです。
京都以外で初めて開催する「New Neighbors」。ユース世代の目線から切り取る、映画に音楽にZINEといったカルチャーの融合は、ワクワクする気持ちの高鳴りと新たな発見を教えてくれるはず。ぜひ、特別な一夜に参加してみてはいかがでしょうか。
INFORMATION
Homecomings – Songbirds (CD)
2018.4.25 RELEASE
TRACK LIST
1:Songbirds
2:Play Yard Symphony (for New Neighbors)
3:Songbirds (Miniascape sunset)
CD / LACM-14743 / 1,200円+税
Lantis
—
Homecomings – Songbirds (7″)
TRACK LIST
A-SIDE:Songbirds
B-SIDE:Songbirds (Miniascape sunset)
7inch Analog / EMF-085 / 1,500円+税
SECOND ROYAL RECORDS