“写真集”のあり方「PHOTOBOOK SYMPOSIUM」が本日より2日間の限定開催

出版社やゲスト自らが「写真集」について語るプレゼンテーション形式のイベント「フォトブック・シンポジウム」が開催される。

2015年にイギリスの出版社「MACK」、2016年にはフランスの出版社「CHOSE COMMUNE」、そして昨年は写真評論家、写真史家、写真集コレクターの金子隆一を招き、写真集の魅力をそれぞれの視点で考察してきた。
今回は、NYのブックショップ「Dashwood Books」に勤める傍ら、出版社「SESSION PRESS」を主宰する須々田美和をゲストに、2日間限定のポップアップとトークが繰り広げられる。

ポップアップでは、SESSION PRESSの一部刊行物に加え、須々田美和による推薦写真集10冊とその関連書籍を展示販売。
2日目の9月2日(日) には、『ニューヨークの写真シーンの最前線から考察・日本の写真の行方』と題し、須々田美和のレクチャーに加えゲストに写真家の川島小鳥、菅野恒平、エディター / The Tokyo Art Book Fairプロジェクトマネージャーの東直子を迎え、日本国内と国外での作家事情の違いやその進出方法について議論を交わすトークが行われる。

生産者サイドの思考を感じられるこのイベントは、アート好きには堪らないものではなかろうか。自身の意見も交えて、新たな“写真集”との向き合い方を発見できるはず。
本日・明日の開催、ふらっと立ち寄ってみてはいかがだろうか。

INFORMATION

「PHOTOBOOK SYMPOSIUM」

2018年9月1日(土) – 2日(日)
12:00 – 19:00

CASE Tokyo
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-17-3 渋谷アイビスビルB1

展開書籍:SESSION PRESS 刊行物 (一部) / 須々田美和 推薦写真集10冊 / トーク出演者 (川島小鳥、菅野恒平) 関連作品集 / その他関連書籍

須々田 在廊:9月2日(日)

「ニューヨークの写真シーンの最前線から考察・日本の写真の行方」
2018年9月2日(日)
16:00-17:30
CASE Tokyo
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-17-3 渋谷アイビスビルB1

モデレーター:須々田美和(SESSION PRESSディレクター)
ゲスト:川島小鳥(写真家)、菅野恒平(写真家)、東直子(エディター、TOKYO ART BOOK FAIR プロジェクトマネージャー)

入場無料(※事前お申込必須)
定員:30名
※好評につき定員に達した為、立ち見席を追加でご用意いたしました。スペースの都合上数に限りがございますので、立ち見席も事前予約のお客様を優先させて頂きます。

主催:twelvebooks
協力:SESSION PRESS, shashasha