カメラを手に取る人にとって特別な響きを持つ言葉である“Leica”。これまでにアンリ・カルティエ=ブレッソン、木村伊兵衛などの伝説的な写真家の手によって、数え切れない程の名作と呼ばれる写真がライカのカメラによって写し出されてきた。
そんなライカ製品を心行くまで吟味できる“ライカプロフェッショナルストア東京”にて、2017年9月20日(水)から2018年1月13日(土)まで、2006年にキヤノン写真新世紀 優秀賞を受賞した写真家、清水朝子による写真展『Portraits without a Face』が開催される。清水朝子本人から写真展に向けてのコメントが届いた。
©Asako Shimizu
夕暮れとともに、工場地帯は昼間とまた違う様相を現します。明確な目的と人の意思によって作られた構造物。
その美しく無機質な佇まいを観ながら、私たちはどこに向かってゆくのだろうという思いがありました。
常に何かを意識し、未来に向かう。人々の思いや夢が社会に大きく関わります。
世界を形成する私たちの「意識」という概念を、光り浮遊する玉という形にのせました。
一切のデジタル修正加工を入れず、シャボン玉を飛ばし、フラッシュを使うというオーソドックスな撮影方法で制作しています。
清水朝子
清水朝子がライカのカメラで写し出した世界観を、隅々までライカらしいデザインが息づく落ち着いた空間のライカプロフェッショナルストア東京で是非とも楽しんで欲しい。とても贅沢な時間が過ごせるはずだ。
INFORMATION
清水朝子 写真展 『Portraits without a Face』
期間:2017年9月20日(水)〜2018年1月13日(土)
会場: ライカプロフェッショナルストア東京
東京都中央区銀座6-4-1 東海堂銀座ビル2階
(日・月曜定休、営業時間:11:00-19:00)
Tel.03-6215-7074