緑のある生活。そんな言葉が世に出始めてから数年、今では観葉植物をはじめ、多肉植物など様々なグリーンが我々の生活で愛されている。となれば、彼らを入れる“家”にもこだわりを持ちたい。そういう考えに至るのは当然の帰結ではないか。
そう思って、陶器を探しに出掛けても、なかなか心をくすぐる物には簡単に出会えない。これは余談的事実。
ここでご紹介したいのは、そういった器に格別の思いがある人が持つべき物。プロダクトブランド、周-amane-の陶器だ。
周-amane-を手掛けるのはブランド、MR.OLIVEのプレスである手嶋氏。“Ceramic” “Plants” “Lifestyle goods”の3つをキーワードにディレクションしている。陶器に込められた思いは「隅々まで欠目なく行き届き、幾多の方々へ少しでも多く知ってもらえるように」という純粋なる願い。ここに、その1stコレクションが誕生した。
本コレクションでは、日本在住6名の陶芸作家と共に“花器”にフォーカス。すべてメイド イン ジャパンで製作されており、絶対的な魅力、誇り、拘りを感じさせる。
プロダクトとしての利便性や機能美はもちろんのこと。日本伝統様式を核に、物作りにおける偶発的な出会いとある種の符号性を重んじて生み出されてきた陶器には
“美しさ、儚さ、静けさ、力強さ、壮大さ”
が宿る。
これらを、花器を媒介とし表現することを試みた、周-amane-初のコレクション。
是非、ご堪能あれ。