先日発売されたEYESCREAM恒例となっているスケートボード特集の2019年版では、様々なスタイルが無数に細分化された現代のスケートクリエィテイブを総力特集。
国も時代も性差も飛び越え、欲しい情報に自由気ままにアクセスできる今。スケーターたちは、意識的あるいは無意識的に膨大なインプットをオリジナルの表現にアウトプットしている。
そこでWEBではフォーカスした各国のスケートレーベルの中からピックアップし、誌面では載せきれなかった写真やスケートビデオを掲載しよう。様々な形で創造したモノから、それぞれが放つスタイルを垣間見る。
Vol.02
Lewis Cruise
カナダのトロントをローカルとするデッキ・アパレルブランド。Jacob Jurkiewiczがファウンダーを務めるカナダの注目株 Evan Heyなどもクルーに在籍。カナダの名スケートショップblue tile loungeなどでも取り扱われている。
Skater-like‘ design is ……
Outside of mainstream
ローカリズムなスケートレーベルといえば、カナダはトロントで活動する“Lewis Cruise”をぜひ知ってほしい。彼らは地元で自由気ままなスケートライフを送っている。リリースするプロダクトは、どこか男臭く渋い雰囲気なのが魅力といえよう。メジャーなブランドもいいけど、自分でかっこいいクルーを掘り出すのが好きな人は絶対気に入るはずだ。
Nolan Waller & Evan Hay
Dylan Barnes
Evan Hay
Justin David
Nolan Waller
最初に紹介するスケートビデオは冒頭から「これはスケートビデオなのか…?」と思わず凝視してしまうユーモアに富んだ内容の最新作“Ocken 3000”。収録は2017年のものらしいが、先月アップロードされたばかりのホヤホヤ。[2:36]からスタートするのが、現在注目を集めるEvan Hayのパートとなるので必見だ。
Ocken 3000
そして、先ほどのOcken 3000と同じChoice Boysの3日間の旅の記録となるビデオ“Prach”に、サンフランシスコに位置する世界のスケーターが憧れた伝説の聖地“PIRE 7”を、トロントでVans CanadaとLewis Cruiseが再現した2017年のビデオもピックアップ。度々映る、彼らがリリースしているデッキ“Missed Connection 8”もイカしてる!
誌面のアンケートで答えてくれた、「それっぽいパーカーを買いに行ったところでスケーターにはなれない。」とまさにその通りで、アイディアを引き出す力というのは、ローカルでブレない日常を過ごす彼らのインプットがあるから。これからも今のスタンスで突き進むLewis Cruiseのが楽しみだ。
Prach
Pier 7 pop-up
“2D of Skateboarding”
2019スケートボーディング特集
Vol.01 : Come to my Church
Vol.02 : Lewis Cruise
INFORMATION
Lewis Cruise
https://www.lewiscruise.com/