先日発売されたEYESCREAM恒例となっているスケートボード特集の2019年版では、様々なスタイルが無数に細分化された現代のスケートクリエィテイブを総力特集。
国も時代も性差も飛び越え、欲しい情報に自由気ままにアクセスできる今。スケーターたちは、意識的あるいは無意識的に膨大なインプットをオリジナルの表現にアウトプットしている。
そこでWEBではフォーカスした各国のスケートレーベルの中からピックアップし、誌面では載せきれなかった写真やスケートビデオを掲載しよう。様々な形で創造したモノから、それぞれが放つスタイルを垣間見る。
Vol.03
STING WATER
“EMPTY YOUT MIND”を掲げる謎多き新鋭。NumbersのAntonio Durao、デザイナーのDaniel Kim、Jhon Franco、Call meのMax Palmer。新作ではプラントに加えマッシュルームも登場している。
Skater-like‘ design is ……
Very special water
現代、NYのストリートシーンにて紛れもなくアイコンのひとりであろう、Daniel Kimが作るのが“STING WATER”だ。
ブランドのアイテムは、新たにリリースする他に、古着などをリメイクしたり刺繍などを施したプロダクトなんかもある。
象徴的なロゴであるプラントなんかは見覚えのあるような?と誰もが思うそれは、「例えば、君のお気に入りの場所を僕たちのスケートスポットにもしちゃう感じ。既存の物をアレンジして自分のものにする。」というコメントに答えがあった。
Instagramを見てもお分かりの通り、非常にエキセントリックな雰囲気を醸し出す彼ら。送ってきてくれた写真もファイルを開いた瞬間頬が緩んでしまった。冗談めかしてサラッと真面目に仕掛けるテンションはもうすでに唯一無二。Stingwater SS 19 ‘Making the Band’ (2019)と題したイメージビジュアル、誌面に掲載したショットの他にも実は個別写真もあるのだ。
Jhon Franco
Max Palmer
Antonio Durao
Daniel Kim
今回は、日頃から仲のいい“Quarter Snacks”が作成した、Daniel Kim & John Francomacaroのスケートビデオを紹介しよう。
Daniel Kimのスケートセンスはもちろん抜群!もはや彼の代名詞でもあるグラブのノーズグラインドでNYの街を攻めまくる姿は、釘付けものだ。
Daniel Kim & John Francomacaro — Stop Fakin’ 3
NYが拠点の彼ら。気になっていつもどこで滑ってるの?と聞いてみたら、ワシントンDCの中にある、“フリーダムプラザ”と“メリディアン・ヒル公園”がお気に入りスポットだよと返答がきた。最高なロケーションで羨ましい。
ちなみにSTING WATERからついに近日、スケートビデオが公開予定とも教えてくれた。タイトルは“Paid2Sk8”!どんな仕上がりになるか気になりすぎる。
最後に、(ちょっとくどいが)未だ謎のNYのグロムロックスターに扮したイメージビジュアルのメイキングを発見したので、こちらも掲載しておく。
“2D of Skateboarding”
2019スケートボーディング特集
Vol.01 : Come to my Church
Vol.02 : Lewis Cruise
Vol.03 : STING WATER
INFORMATION
STING WATER
https://www.stingwater.com/