「Sasquatchfabrix. × TAILOR TOYO」が提案するスカジャンの風雅

戦後間もない時代に日本に駐留している米兵たちが、自分のジャケットにオリエンタルな優美な刺繍を施したのが始まりという歴史を持つ“スカジャン”。
今では自我の魅力を引き立ててくれるファッションアイテムの一つとして欠かせない存在となっているのは間違いない。

今回紹介したいのは、ファッションとは時代の民度を強く反映させたものであり、そうあるべきものだと考える“Sasquatchfabrix.(サスクワァッチファブリックス)”がスカジャンの帝王とも言える“TAILOR TOYO(テーラー東洋)”とタッグを組んで生み出した代物、こちらはもうチェックはしただろうか。

ベースとなったのは、テーラー東洋の最上級ライン「港商」。ボディをキルティングにし、そのチェーンステッチ糸をフリンジ状に垂らしたデザインが特徴的だ。
また裾は断ち切りリバーシブル仕様となっており、キルティング面には迫力のある“虎”の姿が、もう一方の面には“鷹と富士山”、「JAPAN」の文字を刺繍がある。

一見力強くも無骨さのあるデザインだがそれだけではないのが、さすがのTAILOR TOYO。スカジャンを知り尽くした美しいシルエットラインが上品さを際立たせフィットしてくれる。
Sasquatchfabrix.が目指す時代と地が育む空気が折り重なった一品のお目見えとなったのだ。

Sasquatchfabrix. × TAILOR TOYO スカジャン
78,500円+税

現在、新宿・ビームスジャパンにて限定販売中！
この週末にぜひ実際に手に取って、歴史と今を繋ぐ刺繍の暖かさを体感してほしい。