これは歓喜しかない…。RDC 2018でFour Tet × Floating Pointsが実現してしまう

さまざまなフェスティバルのラインナップが発表されだしたこの頃。先鋭×ダンスなエレクトロニック・ミュージックを軸に展開する「RAINBOW DISCO CLUB」からとんでもないニュースが届いた。Four Tet × Floating Pointsという組み合わせが、ここ日本で実現するというのだ。時は4月28日〜30日、初夏の東伊豆。ミュージック・ラヴァーたちが歓喜の声を思わず上げている様子が目に浮かぶ。

すでに発表されているDJ Nobu × Joey Andersonに続いてのアナウンスとなった今回。ポストロック以降を切り開いたバンド、フリッジの中核として、そしてフォー・テット名義としても革新的な作品を次々に発表しては興奮させるフォー・テットと、生粋のヴァイナルディガーであり、ジャズ、ハウス、テクノ、ディスコから辺境音楽もアンビエントもサイケデリックも貫通してはストレンジな音楽を聴かせてくれるフローティング・ポインツ。過去に、海外では実現してきたB2B DJセットが遂に日本でも堪能できることとなる。


このB2Bセットの実現について、主催者であるMasahiro Tsuchiyaからのコメントは以下だ。

自分の中で最も好きなアーティストの2人が揃って「RAINBOW DISCO CLUB」に出演する。今回の来日を実現できて自分が一番喜んでいるんじゃないかと思ったりもするくらいだ。

ロンドンの老舗クラブ「Plastic People」閉店の最後の6時間のB2Bセット(編集部註:コメント下のSoundCloudのもの)なんて、涙を浮かべながら何度聞いたか分からないし、それ以外にもNTS Radio等にもアップされている音源はすべて聞いたと思う。

だが、Four TetとFloating Pointsの2人が揃ってプレイしたことは日本ではまだなくて、当然自分も見たことはない。きっと自分のように見たいと思っている人はたくさんいるはずだ。そう思って願い続けていたことがやっと日本で実現する。

Floating Pointsは去年出演してくれた際にも最高のプレイで圧倒し、改めて素晴らしいアーティストだということを証明してくれた。Fout TetはThe xxの「A Violent Noise(Four Tet Remix)」でグラミー賞にノミネートされていたりと、個々の活動も本当に精力的で、故に実現するまでの道のりは決して楽なものではなく、相当の時間がかかったのは事実。そのような背景(理由)もあり、今回のブッキングが決まった時の僕自身の盛り上がりようは相当なものだった。

いよいよ念願叶って彼らを招聘できたのはとても誇らしく、待ちきれない心境だ。伊豆のあの会場で彼らが紡ぎ出す素晴らしい音楽の数々を来場者の皆さんがどのように受け止めフロアに昇華していくのか。心が躍るとはまさにこのこと。

ぜひこの機会を見逃すことなく楽しんでいただきたい。みなさんの心に残る最高の体験になると約束します。

by Masahiro Tsuchiya (RAINBOW DISCO CLUB)

Floating Points & Four Tet – Final Plastic People 21 2015

気持ちいいロケーションのなかグッドミュージックと戯れ、踊り、笑い合う至福の3日間。本日2月3日(土)18時から一般チケットが発売開始される。詳しくはオフィシャルサイトにて。

INFORMATION

RAINBOW DISCO CLUB 2018

2018年4月28日(土)9時開場/12時開演〜4月30日(月・祝日)19時終演(2泊3日)予定

会場:東伊豆クロスカントリーコース特設ステージ(静岡県賀茂郡東伊豆町稲取)
出演:Four Tet × Floating Points (B2B DJ Set) / DJ Nobu × Joey Anderson / and more
料金:一般チケット18,000円 / キャンプ券3,000円 / 駐車券2,000円(駐車場出入庫は1回1,000円別途必要)

オフィシャルサイト:http://www.rainbowdiscoclub.com