日夜膨大にリリースされるコンテンツの数々。タイムラインを追い続けるのもなかなかに大変だ。ここでは、“WATCH LATER”な作品をEYESCREAM目線でピックアップしていこう。
5月第4週は、The 1975、Yung Lean、Charli XCX、Future、Khruangbinなどの新曲や、週末開催の水原希子率いるOFFICE KIKO「OK presents One world home party」などをピックアップ。
気になったらそこから関連をどんどん掘ってみたり、そのアーティストのフィジカル/サブスクサービス/マーチストアなどで、存分にその魅力に触れてみてほしい。
The 1975 – If You’re Too Shy (Let Me Know) (Official Live Video)
The 1975より1年半ぶりとなるニューアルバム『Notes On A Conditional Form』がリリースされた。1時間21分、全22曲もの楽曲で構成されている本作は是非、アルバムを通してチェックを。
Gorillaz – How Far? Ft. Tony Allen & Skepta
Gorillazが、Tony AllenとSkeptaをフィーチャーした新曲「How Far?」を新プロジェクト「Gorillaz present Song Machine」の一環としてリリース。アフロ・ビートの創始者の1人である名ドラマー、Tony Allenは先日残念ながら訃報が伝えられているが、Gorillazを率いるDamon Albarnとは予てよりコラボレートを行う親友であった。本作はロックダウンが始まる直前にレコーディングされたもので、偉大な同氏の精神に敬意と追悼の意を込めてリリースされている。
slowthai – BB (BODYBAG)
slowthaiが「ENEMY」「MAGIC」に続き「BB (BODYBAG)」をリリース。トラックをMount KimbieのDom Makerがプロデュースし、ボーカルはJames Blakeをサンプリング。
Gorillaz – Momentary Bliss ft. slowthai & Slaves (Episode One)
また、先述のGorillaz、slowthaiは「Gorillaz present Song Machine」の第1弾としてコラボレートしている。
Damon Albarn | Boiler Room: Streaming from Isolation
Gorillaz関連の話題が盛りだくさんだが、Damon Albarnが最新プロジェクト「The Nearer the Fountain, More Pure the Stream Flows」の楽曲をBoiler Roomで生演奏、アーカイブが確認できる。本プロジェクトは、30年近くアイスランドを頻繁に訪れているDamon Albarnがその自然や風景に音楽的なインスピレーションを得たもので、壮大な音が感じ取れる。
Yung Lean – Boylife in EU (Official Video)
スウェーデンのラッパー、Yung Leanがアルバムとしては3年ぶりとなる新作『Starz』をリリース。「Boylife in EU」のビデオは奇抜な衣装と色味でアシッドトリップのような世界観となっている。またLeanが率いるヒップホップグループ、Sad Boysから派生したコレクティブ・ブランドSadboys GearはSlam Jamとコラボレートするなどファッションシーンでも注目を集めている。
Charli XCX – i finally understand [Official Audio] Charli XCXが、ロックダウン中の制限された環境下にてDIYで制作したニューアルバム『How I’m Feeling Now』をリリース。タイトル通り、Charli XCXの“今の気分”を詰め込んだ作品となっている。「i finally understand」は、UKガレージやドラム&ベース、ボルチモアのクラブミュージックをミックスしたサウンドが特徴的な1曲。 Future – Hard To Choose One (Official Music Video) Futureが通算8枚目となる最新アルバム『High Off Life』をリリース。「Hard To Choose One」のビデオではアトランタのスーパースターである彼がマイアミの様々なスポットに出かける様子が映し出されている。アルバムには、Travis Scott、Young Thug、Lil Uzi Vert、Drake、DaBabyら豪華面々が参加。 Snoop Dogg – I Wanna Go Outside (Official Video) Snoop Doggがコロナ禍の心情を歌った「I Wanna Go Outside」をリリース。“外に出たいけど、家にいるしかない。ドライブに行きたいけど、ソファに座っているしかない”としながらも、自由に外に出られる日を願って、様々な方法で自宅の生活を楽しみながら連帯を求めるようにもとれるアンセムとなっている。 Yurufuwa Gang – Ah (Music Video)
本楽曲のプロデュースはChief KeefやSoulja Boy Tell’emなどにも楽曲提供を行うISObeatsが手掛けている。
藤井 風(Fujii Kaze) – “優しさ”(YASASHISA) Official Video
藤井 風(Fujii Kaze) – “キリがないから”(Cause It’s Endless) Official Video
Spotifyが年始に発表した国内のネクストブレイクアーティスト10組(Early Noise 2020)に名を連ね、一気に注目度を高めている藤井風。待望の1stアルバム『HELP EVER HURT NEVER』より「優しさ」「キリがないから」の2作品をピックアップ。ビデオは両作品ともに山田健人が監督している。
Khruangbin – So We Won’t Forget (Official Video)
Khruangbinが6月26日にリリースするニューアルバム『MORDECHAI』から日本で撮影された「So We Won’t Forget」のMVを公開。楽曲とあわせて、切なく感じられるストーリーと暖かな質感、優しい感情が感じ取れる作品となっている。
原 摩利彦|Marihiko Hara – Passion
気鋭の音楽家、原 摩利彦が手掛ける最新作『Passion』より同名の先行解禁シングル「Passion」のビデオが公開。心に沁みる叙情的な響きの中、お面を背面に被った森山未來のアーティスティックな演技が披露されており、異質な存在を目の当たりにしているかのような没頭してしまう映像である。
去る3月1日にZepp Tokyoで無観客配信として、スペースシャワーTVのYoutubeチャンネルより生配信されたNUMBER GIRL TOUR 2019-2020「逆噴射バンド」では、“コンテンポラリー・ダンサー”である森山未來がゲリラ的に登場し感情を爆発させるような怪演で大きな話題を呼んでいた。
“Urban Planning” by Okada Takuro + duenn
Okada Takuroとサウンドアーティストduennが創造した2020年代の気配。『都市計画(Urban Planning)』がデジタルリリース
“都市の音楽”をテーマに2019年に制作された本タイトル。我々が決して予想をしていなかった2020年代初頭の風景にアンビエント・ミュージック(環境音楽)はどう響くだろうか。
Radiohead – Live at Summer Sonic (August 2016) At Home
「Radiohead Public Library」よりSUMMER SONIC 2016にヘッドライナーとして出演した際の映像が公開。コロナウイルスの拡大以降、バンドが特に気に入っているアーカイブ映像の解放を行ってきた同バンドだが、日本での公演もその1つとしてピックアップされているのはとても嬉しく感じられる。ライブの終演を惜しむアンコールと拍手喝采が起きる中での最後の花火が感動的…
Jah Wobble – Lockdown 5 (Forbearance)
PiLのベーシストとしても活躍したJah Wobbleがロックダウン中に制作した楽曲郡をBandcampにて公開している。本楽曲は、同氏曰く「ハイブリッド・ダブ/アンビエント・トラック」。
ほかの作品もこちらより是非あわせてチェックを。
Fatboy Slim – Lockdown Mixtape (Week 8)
Fatboy Slimが1時間のミックスシリーズ「Lockdown Mixtape」をSoundCloudにて更新中。自宅にいながら気分もあがる、お酒も進むようなシリーズだ。
OK presents One world home party
水原希子率いるOFFICE KIKOが細野晴臣、Jerry Paperらを迎え、オンラインフェス「OK presents ONE WORLD HOME PARTY」を5月24日(日)12時よりZAIKOにて配信する。Jerry Paperはニュータイトル『Abracadabra』をリリースしたばかりなので新作披露も注目したいところだ。チケットはこちらより。
i_am_kiko(@i_am_kiko)がシェアした投稿 –
また、SpotifyのEYESCREAMオフィシャルプレイリストでは、オススメの最新楽曲をピックアップしているのでこちらもあわせてチェックを。
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