CULTURE 2024.05.27

Report:New Balance presents
「Grey Days Running Session feat. ikism」
いつもの仲間とGreyをまとって走る

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部
Photography_ Kanta Nakamura (NewColor inc)
Videography: Naoto Sakamoto
Text_Kanno Mizuki

ニューバランスのシグネチャーカラーである“グレー”にフォーカスした祭典「Grey Days」。今年は、5月1日からの1ヶ月間にわたり、グレーのアパレルやシューズが店頭を彩り、そのタイムレスなデザインとブランドのレガシーを発信している。今回EYESCREAMは、「Grey Days」を祝して行われたコミュニティイベントのひとつ「Grey Days Running Session feat. ikism」に参加。ランニングクルー・ikismとその仲間たちと一緒に、夜の吉祥寺でランニングを楽しんだ。

参加のルールは“グレー”を纏うこと。あとは各々のスタイルで、自由に楽しく走るのみ。都会の街並みとグレーカラーが融合したランニングセッションの模様を、写真と合わせてお届けする。

この日の集合場所となったのは、昨年12月にオープンしたばかりの「ニューバランス吉祥寺」。ライフスタイルラインやランニングシューズをはじめ、アパレル、キッズシューズ、アクセサリーまでフルラインナップが揃い、またシューフィッターと呼ばれる、シューズへの専門知識や技術をもったショップスタッフや、日本ランニング協会とニューバランスの社内資格を持つランニングスペシャリストが在籍する数少ないオフィシャルストアだ。

「ニューバランス吉祥寺」を象徴するコミュニティサークルにて、
ショートフィルム『Grey Days』の上映会も行われた。

「ニューバランス吉祥寺」を出発し、まずは最初の目的地である井の頭公園へ。雨上がりの吉祥寺は少し空気が冷んやりしていて走りやすく、“グレー・ランニング・クラブ”以外にも、多くのランナーが井の頭公園でランニングを楽しんでいた。(ちなみに、EYESCREAMチームはみるみるペースダウンし、途中からは応援団と化。日頃から走り込まれている皆さんは、やっぱりとても速い!)

グレー・ランニング・クラブの足元を彩るのは「Grey Days」を祝して発売された、
「FRESH FOAM X 1080」のLIFESTYLEモデルの新色。
ヌバックとフルグレインレザーが使用されていることで、
よりカジュアルな雰囲気にアレンジされている。

井の頭公園を抜け、吉祥寺の街並みを1時間ほど走ったあとは、全員で乾杯。走った後のこの一杯がうまいのなんの。互いのランニング談に花が咲く中、ikismの中心人物である小林さん、加藤さん、倉嶋さんにクリエイティブランニングクルーとしての活動や、走ることの魅力について話を聞いた。

「ランニングで遊ぶ。
それも僕らの活動の一部」

ーランニングセッション、お疲れ様でした!全員がグレーをまとって走る試みはいかがでしたか?

加藤:今日の写真を見せてもらったんですけど、グレーが街中によく馴染んでいて、新鮮なランニング風景でした。ランニングウェアって派手な色のアイテムが多いので、大人な雰囲気になりますよね。

小林:街との相性がとても良いので、走っている僕らがノイズにならなくて良いなと思いました。

ーグレーのランニングシューズも、ニューバランスならではといった印象です。

加藤:今日履いた「FRESH FOAM X 1080」というモデル自体は去年秋に発売されて、その時のローンチイベントも、僕らikismがニューバランスさんと一緒にやったんです。元々とても好きなモデルでしたし、グレーをまとった新作は、シックで普段履きにも最適なデザインですよね。

ー皆さんが、ikismとして活動をはじめた経緯を教えてください。

加藤:元々は小林さんが個人ではじめられたもので、2016年くらいですかね。

小林:ニューバランスさんのNBRC(ニューバランス発のランニングコミュニティプロジェクト)にお声がけいただいたき、ランニングコミュニティを作ることになったんです。気の合う人たちが集まる場になればいいなと思い、徐々に活動をはじめました。

小林修人さん(@shupresso

加藤:僕は小林さんとは以前から知り合いで、ニューヨークで行われるマラソンの大会「ブルックリンハーフマラソン」に小林さんが出走するということで、見に行ったんですよ。そこで僕も感化され、小林さんに教えてもらいながら、二人で走るようになりました。そこからikismとして発信をしはじめ、途中で歩がジョインしてといった流れです。

加藤芳宏さん(@katoyo_c60

小林:みんな走力も住むところもバラバラなので、普段は個人で走っていて、時々集まって今日のようなランニングセッションをしたり、一緒に大会にでたりって感じですね。僕も今は沖縄に住んでいて、いつも朝日のタイミングで走っています。それだけで、充実した一日が過ごせるんですよ。

倉嶋:僕も仕事の前に走ることが多いです。その日のタスクを整理したり、考え事をしながら、週2〜3回くらいのペースですかね。頭の中が整理されて、新しい発想に繋がるんです。

倉嶋 歩さん(@ayumu_kurashima

加藤:個人でランニングしているところを発信したり、ランニング中に出会った面白い景色なども僕らは好きで、そういった写真をZINEにまとめたりもしています。あとは、アパレルや小物類のデザインなど。ランニングで遊ぶことも、僕らの活動の一部です。

ー今日も多くのランナーが井の頭公園を走っていましたが、最近、街中でランナーの姿を見かける頻度が増えたように感じます。

加藤:そうですね。去年くらいから、海外のようなランニングへの盛り上がりを、日本でも感じることが多くなりました。ニューヨークではスケーターがランニングをしていたり、ストリートカルチャーの一環として、ランニングをはじめるようなムーブも広がっています。

小林:日本では、まだまだ競技のイメージが強いですもんね。

加藤:僕らも目標タイムを設定して走りますが、ランニングの楽しみは、それだけではないんです。例えば、今日のようなグループランを呼びかけると、結構みんな集まってくれますし、そこから何か新しいことが生まれて、一つのカルチャーになっていくんですよね。走ることは誰でもできるし、気軽に集まりやすい。それもランニングの魅力だと思います。

ー改めてになりますが、皆さんが思うランニングの魅力を教えてください。

加藤:ランニングは、自分と対話する時間でもあるんですよね。心身ともに自分の調子がわかるし、良い方向にチューニングすることもできる。好きな部分です。

倉嶋:言葉にするのが難しいですね(笑)。ランニングは生活の一部なので。

小林:家族と仕事とランニング。僕にとってそれくらい大事な、なくてはならない存在ですね。

自分の好きな時間に、自由に走るのみ。だからこそ、いつだって、誰にだって始めることができるランニングは、多くの人を心身ともに健康にし、またランニングセッションを経て芽生えた絆が、自身をさらなる高みへと導いてくれる。「Grey Days Running Session feat. ikism」を通して、カルチャーとしてのランニングが今後、さらなるムーブを起こすことを確信した。

ikism

【iki = 活(active,energy)】+『ism = 流儀、主張』&『rhythm = 周期的運動』。
ランニングのあるライフスタイルを日常にコミットし、『活き活きと自由に走る』をコンセプトとするクリエイティブランニングクルー。
Instagram_@ikism_rc

INFORMATION

Grey Days 2024

特別キャンペーンサイト:
https://shop.newbalance.jp/shop/e/eEnb-greydays

NB Grey Days Running Community feat. ikism
2024.5.20
at ニューバランス吉祥寺
Instagram_@ikism_rc

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