ART 2024.08.23

アメリカのアーティストMariとRobiによる個展”SURFING THROUGH FENCE WITH HELMET ON”が16(Sixteen)で開催

EYESCREAM編集部
EYESCREAM編集部

チェックすべき今週末開催のアート展をご紹介。アメリカのアーティスト、MariとRobiによる個展”SURFING THROUGH FENCE WITH HELMET ON”。
Mariは自身が見ている世界を捉えそれを分解してペインティングとドローイングで反映しており、Robiはネガティブスペースとポジティブスペースの両方を用いた視覚的な構成で、より抽象的な視点を描くことを特徴としている。
展示のタイトルにおいては、Mariのユニークなイラストレーションに因んだ、2人のアーティストによる内輪ネタをタイトルにしている。
2人は「共犯者」的な関係で、2009年からの15年間を共に創作や探検を楽しみ、人生のおいてのシンプルな楽しみ方を見つけてきた。
クールな農産物の箱のアート、友達と絵を描くこと、貨物列車、ブリトーを食べること、予期せぬいたずらを見つけることなど、シンプルな楽しみを2人は大切にしている。
2023年の東京アートブックフェアで16(Sixteen)と出会い、そこから強い絆を築き、アメリカ国内外の多くのクリエイティブスペースやギャラリーで展示を開催し、地球というこのクレイジーな場所を探検しながら今後も共に活動を続けていくとのこと。
この展示では2人の旅の断片的な記憶、未完成のドローイング、抽象的なペインティングをテーマとした新作が展示されるそうなので、ぜひ足を運んでいただきたい。

INFORMATION

“SURFING THROUGH FENCE WITH HELMET ON”

8月24日(土)、25日(日)
14:00〜20:00
休み:月〜水
16(Sixteen)
東京都世田谷区若林5-41-12
@16shibuya (Instagram)

Mari @cutpiles
現在、日本を拠点に活動する多才なアーティスト。
ドローイング、ペインティング、写真を中心に、自身の興味、旅、記憶から生まれた様々な発想で作品を制作。日常生活や人々、場所のテーマが繰り返し現れ、ペイント、インク、見つけた紙を使用して作品を制作したり、同時にカメラを回して自分の生活を記録したストーリーを創り上げます。彼女の作品は、2024年3月に発売されたビル・ダニエルの「Mostly True」で掲載中。

Robi@_itoe_en_
現在、日本を拠点に活動するアーティスト。グラフィックデザインのバックグラウンドを持ち、抽象的なコンポジションを好み、自然発生的なフォルムやマーク・メイキングへ反映する。環境との日常的な繋がりや、色、形、フォルムへの興味が、作品に多くのインスピレーションを与え、アーティストとしての人生を進める基盤となる。彼の作品は、写真、絵画、ミクストメディアまで多岐に渡り、その中で人生、友人、そして何よりもMariにインスパイアを受けている。

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