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“シブヤ・アロープロジェクト × 「ロッカクアヤコ」”
【About SHIBUYA ARROW PROJECT】
平成23年3月11日の東日本大震災では、首都圏全体で約515万人 ( 東京都で約352万人 ) の 帰宅困難者が発生し、鉄道等の運行停止により、多くの帰宅困難者が発生するなど、主要鉄道駅周辺幹線道路等が未明まで大変混雑しました。このような首都直下地震等の大規模な災害が発生した場合、首都圏のほとんどの公共交通機関が運行を停止するため、渋谷区では約 23万人(※)の帰宅困難者が発生すると想定されています。こうした中、渋谷区では、社会情勢の変化や区を取り巻く環境により、外国人を含め増加する来街者 ( 在勤・在学者を含む区民以外の渋谷区を訪れる方々 )の方の帰宅困難者対策が喫緊の課題となっています。一方で、区内の小学校や公園等は「一時集合場所」であり、一時的に様子を見る場所となっていますが、区民と来街者が利用するには十分なスペースではありません。そこで、特に渋谷駅周辺では発災時に、来街者の方が一時的に退避する安全な場所として、避難場所などを「一時退避場所」として定めています。これは一時退避という新しい考え方であり、来街者には、帰宅困難者受入施設が開設されるまでの間、安全に留まれる、この [ 一時退避場所 ]※2を知っていただく必要があります。 「シブヤ・アロープロジェクト」では、一時退避場所をより広く知って頂きながら同時に街の景観を豊かにするために公共スペースにアートを制作することで広く情報発信を行っております。
【ABOUT ロッカクアヤコ】
千葉市出身のアーティスト。20 歳頃から独学で絵を描き始め、絵筆を使わず手に直接絵の具をつけ、段ボールやキャンバスに描き始めました。村上隆氏の主宰するアート・イベント GEISAI に参加し、2006 年にスカウト賞を受賞して以降評価を高め、その後 2011 年にオランダのクンストハレ美術館、2012 年にはスロバキアのメレンスティ ーン・ダヌビアーナ美術館、そして 2020 年に千葉県立美術館、2025 年 5 月にはスペインの国立ティッセン = ボルネミッサ美術館で個展を開催することが予定されています。 ヨーロッパをはじめ国際的に注目を集めており、現在はポルト、ベルリン、東京の 3 都市を拠点に活動をしています。ロッカクは初期から一貫して、自身の直接の手触りの中でイメージを発見し、身体性を伴う指のストロークとネオンカラーのカラフルな色彩感覚によって抽象画的ランドスケープの中を漂う少女を描きながら、明るくポジティブなイメージを発信しています。背景の色彩は尽きることなく、瑞々しい輝きで色彩世界を繰り広げています。
【URL】
シブヤ・アロープロジェクト 公式サイト:https://www.shibuya-arrow.com/ja
シブヤ・アロープロジェクト Instagram:https://www.instagram.com/shibuya_arrow/
ロッカクアヤコ Instagram:https://www.instagram.com/rokkakuayako/